◆高知大学医学部総合防災訓練を実施しました

公開日 2025年12月22日

 令和7年12月5日(金)、高知大学医学部総合防災訓練を実施しました。
 今回の訓練は、「南海トラフ巨大地震」が平日の昼間に発生し、多くの患者さんが来院中という状況を想定し、発災から1時間までの初動訓練として、病院内の主なセクションに学生を患者役・家族役として配置して初期対応を行いました。また、本部訓練では、災害対策本部・災害医療本部・学生災害対策室・ボランティアセンターを発災後に立ち上げ、立ち上げに要する時間や本部での各班や本部員の連携対応を確認しました。
 実動訓練の後は、DMAT隊員による訓練の振り返りを各セクションで行い、全体の報告会で改善すべき点等の情報を共有しました。


 【訓練概要】
〇主な訓練セクション
(総合受付、各外来、病棟の一部、手術部、検査部、放射線部、黒エリア)
 患者役・家族役を配置し、患者の安全確保、診療判断、一時避難先への誘導等の初動訓練を確認。但し、黒エリアについては、立ち上げ後訓練として実施。
〇本部訓練
(災害対策本部・災害医療本部、学生災害対策室・ボランティアセンター)
 発災の放送後、参集し、設営・チームビルディングを行い、電子黒板を用いて、被害状況報告の集約や要請のあるセクションへの資材搬送やボランティア要員の派遣依頼等を実施。


 今後も、災害に強い病院であるため、実施方法を工夫しながら訓練を行い、災害発生時に迅速かつ的確な対応で早期に患者受入ができる体制の強化に尽力してまいります。

 

 

 

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