公開日 2026年1月23日
高知大学防災推進センターは、令和7年12月23日、朝倉キャンパスにおいて、愛媛県立八幡浜高等学校1年生10名を対象に、防災に関する講義とワークショップを開催しました。
講義では、大槻教授が「避難生活の尊厳と幸せをどう護るのか」をテーマに、災害時における「心のインフラ」の重要性を強調し、「防災では『一般的な住民』を想定しがちだが、そんな人は一人もいない。人は皆、異なる特徴や苦手なことを持っている。」と指摘し、避難所運営において他者の困難を察知する「想像力」がコミュニティの命運を分けるとの説明がありました。
続いて、藤岡教授による「避難所・避難生活に関する体験」ワークショップでは、参加生徒がキャンパス内で実際に避難所を設営し、テント張りや火起こし、非常食の調理・試食などの体験を通じて、「避難所ではゲストではなくキャストである」という主体的な役割について学びました。
最後に、講義とワークショップの終了にあたって、大槻教授は「災害から命を守った後に待っているのは被災生活という現実で、そこを生き抜く力は、多様性を認め合う心から生まれる。普段から他者の尊厳を守る姿勢がなければ、災害時にもできない。」と述べ、周囲を尊重することの重要性を強調しました。



