公開日 2019年5月28日
5月11日(土)-12(日)高知大学朝倉キャンパスにて、希望創発研究会(5月例会)を実施しました。
延べ88名の参加。
5月例会以降、参加者は3つのテーマに分かれ、グループ(5~6名)で研究に取り組む時間が多くなります。個人での学習とグループ学習を効果的に進めるうえで大切な心構え・思考・行動などについて、1日目はセミナーを実施しました。
チームビルディングワーク:マシュマロ・チャレンジ
マシュマロ・チャレンジとはパスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って、制限時間内に自立可能なタワーを立てるチームビルディングの為のゲームです。最も高いタワーを作ったチームが優勝となります。
\今回1位のチーム記録は82センチでした/
基礎セミナー1「希望創発研究会の進め方」講師 高知大学 客員教授 中島大輔氏
講師自身が昨年度の希望創発研究会に関わる中で感じたこと、参加者の活動の活性化のために言葉として意識しておいてほしいこと等をお話いただきました。
「研究会活動は答えのない課題に対峙するものであり、その検証の過程において「振出し」に戻ることもあるし、計画通りにいかないことも殆ど。“やってみて”“試してみて”を優先してほしい。」
基礎セミナー2「ワークショップ グループラーニングの作り方と進め方」講師 高知大学 客員准教授 佐藤智子氏
今後、チームが一丸となって研究を進めるにあたり、意思決定をスムーズにし効果的な学び合いができるようにするためのスキルの習得についてお話いただきました。
2日目はテーマごとに活動しました。
Aテーマ「持続型・安全・安定食糧生産システムの開発と高知からの発信」
これからの1年を共に活動する3つのチームに分かれ、「現状と理想、さらに課題を提案する」という過程を実践しました。
Bテーマ「医療・介護分野での課題解決」
高知大学 元学長 相良祐輔先生に「介護と介助について」お話いただきました。
Cテーマ「“明日の日本の姿”を創る」
高知大学 特任教授 中澤二朗氏による「オーラル・ヒストリーの手引き」の後、語り手を迎えてオーラル・ヒストリーの実践を行いました。
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参加者の声
・プログラムの内容、特に「希望創発研究会の進め方」は非常に分かりやすくて勉強させていただいた。
普段の業務、プロセスを言語化していただき、意識することができ、発見もあった。
・ファシリテーションやチームビルディングにおいて重要な点や押さえるべきポイントを、実際に体験することによって理解を深めることができた。
・今回、今後の例会で必要なスキルを身に付けるような企画だったため勉強になった。
・相良祐輔先生の話を聞くことができ、考え方を見直すきっかけになった。
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