公開日 2026年1月6日

12月13日(土)-14(日)、希望創発研究会(12月例会・オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて7名、学生11名、その他関係者15名、参画企業関係者5名の計38名が参加しました。
1日目
進捗状況報告、チーム対話
これまで半年間、各チームで進めてきた研究活動の進捗状況について報告を行いました。今回の報告会は、3月に予定されている最終報告に向けて、他チームからの質問や意見を受けることで、自分たちだけでは気づけなかった課題や改善点を発見し、残り3か月間の活動をさらにブラッシュアップするための重要な機会となっています。
当日は、チームメンバーをシャッフルした小グループに分かれ、研究テーマに込めた想いや取り組みのプロセスを共有しました。その後、株式会社ビズジーンの開發邦宏氏による総評が行われました。
開發氏からは、各チームの課題に向けて、具体的なアプローチや仕掛けを通じて共感を広げていくことが期待される等の熱いエールが送られました。
午後からのチーム活動では、ZIGZAGや総評でいただいた意見を持ち寄り、対話を重ねました。
2日目
協働セミナー「ビジネスモデルの視点-持続可能な価値提供の視点から各チームの活動を点検・展望する-」
講 師:中島 大輔氏(NECフィールディング株式会社/高知大学客員教員)
今回のセミナーでは、「ビジネスモデルの視点」を学びながら、誰かに価値を提供し続けるための仕組みづくりについて考えました。ビジネスモデルの視点とは、単なるアイデアを形にするだけでなく、それを持続可能にするための要素を整理する視点です。この考え方は、ビジネスだけでなく、社会課題解決型のプロジェクトにも応用できます。研究会の前半では、「真の課題を特定し、自分たちの問いを設定する」に焦点を当てました。課題を設定するだけでは世の中は変わりません。解決に向けた打ち手を考えることが重要です。後半では、その打ち手を具体化するために、ビジネスモデルキャンバス(BMC)を活用し、持続可能な仕組みを設計するワークを行いました。
午後からはセミナーで得られたヒントを踏まえて、チーム対話を行いました。最後に学生団体Seekersの活動として、2026年1月25日(日)に室戸市の佐喜浜小学校ほかにて「サマーセミナーin佐喜浜」、2月7日(土)に高知大学朝倉キャンパスにて「おらんくのセミナーin高知大学」を開催する等の報告がありました。

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SIP + 高知大学|ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築
今回の例会では、これまでのチームでの活動の進捗を報告することで、曖昧な部分が明確になり、具体的に取り組むヒントを得られたようです。残すところ3か月となった希望創発研究会。今後も研究活動は続きます。
<参画者の声>
■協働セミナー「ビジネスモデルの視点」での学び、感情の動きなど
・ビジネスキャンパスモデルのフレームワークで、自分たちの問いと仮説を整理できたこと。
・持続可能において特にコスト構造や収益の流れが重要だと感じた。
・単純にお金の流れを途絶えさせないことではなく、価値提供によって生まれる循環を途絶えさせない活動に重きを置いてビジネスに向かい合いたいと思った。
・他のチームの想像力を働かせた考えに触れて、自分も妄想力の必要性を強く感じると同時に、ワクワクした気持ちになり、斬新で柔軟な発想も取り入れた価値を創造したいと思った。
・誰に何を届けるのかを明確にすることがまず肝要であることを実感しました。
■進捗状況報告会やセミナーを踏まえて、両日のチーム活動で得た「結果(分かったこと)」、それを踏まえて「次回以降どうするのか」
・ZIGZAGで他チームから意見をもらう中で、自分たちの問いの方向性について全員で話し合えていないことに気づいた。
・現地訪問の重要性を感じることとなった。少し調べたり、考えたりして訪問するが、なかなか現状が違うことも多い。格差があるものだと思っていたら、現地の人々はあまり考えておらず、むしろどうでもいいという関心であったりする。我々のエゴだけで、活動を行うことは現実的ではない。そこに住む人が主体的に取り組めること、一緒に行動できるきっかけを与えることが必要なのだろう。
・ビジネスモデルという視点からようやくソリューションを思い描くという過程までつなげることができた。これまでぼやけていたビジョンがこの2日間でかなり鮮明になった実感がある。
