公開日 2026年1月22日
1月10日(土)―11(日)、希望創発研究会(1月例会・オンライン)を実施し、県外企業人、高知県内企業人合せて13名、学生16名、その他関係者20名の計49名が参加しました。

1日目
基礎セミナー「思考と論述のトレーニング」講師:佐藤智子氏(中央大学)
希望創発研究会の修了時に提出を予定している「論述書」の作成にむけて、基礎的なアカデミックライティングの知識・スキルの習得を目的に基礎セミナーを実施しました。論理的思考の基本を踏まえて、「論理的に書く」意義を理解し、個人ワークを挟みながら書き方の基本を学ぶ機会になりました。
午後からは終日各チームに分かれて、チーム対話を行いました。

2日目
セミナー「明日からはじめるローカルプロジェクト~兵庫県尼崎市の取り組みから~」
講 師:若狭 健作氏(株式会社地域環境計画研究所 代表取締役)
尼崎市のまちづくりの仕掛け人である若狭氏を講師にお迎えし、尼崎市の地域活性化に関わるような活動を「地域の記憶を未来につなぐ」「小さな地域で個人がつながる」「個人がつどい社会をあじわう」という3部構成でご紹介いただき、研究会活動へのヒントを得る機会になりました。
その後、年度末の最終報告に向けて、それぞれのチームに分かれて対話を重ねていきました。高知在住メンバーが大学キャンパスに集まるチームもあり、活発な意見交換を行いながら、研究テーマについて、議論を深めました
最後に学生団体Seekersの活動として、2026年2月21日(土)に東京都にて行う「みんなのセミナーin後楽園」を開催する等の報告がありました。

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SIP + 高知大学|ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築
次回2月例会は、久しぶりに対面での開催となります。残すところ2回となった希望創発研究会。未来を本気で考える活動は続きます。
<参画者の声>
■基礎セミナー「思考と論述のトレーニング」での学び、感情の動きなど
・論文作成の型はビジネスメールや提案書の作り方と骨子は同じであることが分かった。普段から制度改定の提案等している中で気を付けていることと類似する点が多々あったが、今回アカデミックな論述の仕方を学ぶことで多面的な知識が身に付き今後の仕事にも活かせそうだと感じた。
・客観的に事実に基づいて述べるなど、論述するために必要なことや気を付けることを学ぶことができました。聞き取り調査は自分の気持ちが入り、主観的になってしまう可能性が高いと思っていたので、まとめる際は背景や先行研究をしっかり調べて論述になるように意識しようと思います。
■セミナー「明日からはじめるローカルプロジェクト~兵庫県尼崎市の取り組みから~」での学び、感情の動きなど
・小さく作って継続し、少しずつ大きく育てていくというプロセスには、長期的に物事に向き合う面白さを感じた。本屋の事例については、ニーズとニーズが明確に結びついており、非常に画期的で感心した。特に、人の状況や気持ちに寄り添った仕組みづくりに強い魅力を感じた。
・プランナーがきっかけを作り、単純接触効果を有効活用しながら地域住民それぞれのポテンシャルを発揮することで、実際に地域を元気にすることが出来るということが分かった。また、当初の想定以上の結果が得られたりということが起こるのが「人」の力だと感じた。反対に、検討段階で想像していた様々な障壁についても、実際に動き出してみると想像もしていなかった方法で乗り越えられたりする。「単純接触効果」という名のとおり、接触するだけで何かが良い方向に変わることがある、というシンプルな構造なのだと感じた。頭の中で考えたり、出来ない理由を想像することは簡単だが、まずはやってみる、ということが重要だと改めて実感した。
・地域にある様々な事物を見つめなおし、新たなイベントや利用の方法を考え出す若狭さんのお話を聞いて、希望創発の活動の中でも、現状の課題から何をするかを考えるのではなく、現在どのような状況であり、どのようにして社会や人の関係が回っているかという視野から見直すことで、新たな発想や視野が広がるのではないかと思った。
