研究業績
■平成28年度
論文発表
原著論文
1) Maeda H, Okamoto K, Namikawa T, Tsuda M, Uemura S, Shiga M, Hanazaki K, Kobayashi M.
Re-evaluation of hepatocyte replacement by recipient-derived cells after allogenic liver transplantation: Discrepancy between clinical observations and a rat
model.
Hepatol Res. 2016 Sep;46(10):1037-44. doi: 10.1111/hepr.12643.
2) Higuchi T, Todaka H, Sugiyama Y, Ono M, Tamaki N, Hatano E, Takezaki Y, Hanazaki K, Miwa T, Lai S, Morisawa K, Tsuda M, Taniguchi T,
Sakamoto S.
Suppression of MicroRNA-7 (miR-7) Biogenesis by Nuclear Factor 90-Nuclear Factor 45 Complex (NF90-NF45) Controls Cell Proliferation in
Hepatocellular Carcinoma.
J Biol Chem. 2016 Sep 30;291(40):21074-21084.
3) Oikawa S, Kai Y, Tsuda M, Ohata H, Mano A, Mizoguchi N, Sugama S, Nemoto T, Suzuki K, Kurabayashi A, Muramoto K, Kaneda M, Kakinuma Y.
Non-neuronal cardiac cholinergic system influences CNS via the vagus nerve to acquire a stress-refractory propensity.
Clin Sci (Lond). 2016 Nov 1;130(21):1913-28. doi: 10.1042/CS20160277.
4) Hirahara Y, Wakabayashi T, Mori T, Koike T, Yao I, Tsuda M, Honke K, Gotoh H, Ono K, Yamada H.
Sulfatide species with various fatty acid chains in oligodendrocytes at different developmental stages determined by imaging mass spectrometry.
J Neurochem. 2017 Feb;140(3):435-450. doi: 10.1111/jnc.13897.
5) Ota U, Hara T, Nakagawa H, Tsuru E, Tsuda M, Kamiya A, Kuroda Y, Kitajima Y, Koda A, Ishizuka M, Fukuhara H, Inoue K, Shuin T, Nakajima M,
Tanaka T.
5-aminolevulinic acid combined with ferrous ion reduces adiposity and improves glucose tolerance in diet-induced obese mice via enhancing mitochondrial
function.
BMC Pharmacol Toxicol. 2017 Jan 30;18(1):7. doi: 10.1186/s40360-016-0108-3.
6) Higashi Y, Aratake T, Shimizu S, Shimizu T, Nakamura K, Tsuda M, Yawata T, Ueba T, Saito M.
Influence of extracellular zinc on M1 microglial activation.
Sci Rep. 2017 Feb 27;7:43778. doi: 10.1038/srep43778.
7) Wang F, Baba N, Shen Y, Yamashita T, Tsuru E, Tsuda M, Maeda N, Sagara Y.
CCL11 promotes migration and proliferation of mouse neural progenitor cells.
Stem Cell Res Ther. 2017 Feb 7;8(1):26. doi: 10.1186/s13287-017-0474-9.
8) 泉谷知明、前田長正.
不妊の検査・治療，
産婦人科の実際，65(2)，185-189，2016
9) 前田長正.
-総説- 子宮内膜症、その謎に迫る -免疫アプローチから臨床へ-
Kagawa Obstet Gynecol, 2016.9, vol.18,No.1. 1-3.
10) 都築たまみ、前田長正,
6不妊症と婦人科合併症（治療法も含む）
Ｃ子宮腺筋症, 中外医学社, 柴原浩章 編著, 2016.11, 218－222
学会発表
国際学会
1) Hiroshi Todaka, Takuma Higuchi, Keiko Morisawa, Takeshi Miwa, Lai Sylvia Chin See, Masayuki Tsuda, Yasunori Sugiyama, Mikihiko Arikawa,
Takayuki Sato, Shuji Sakamoto.
Elucidation of the role of the double-stranded RNA binding protein NF90NF45 complex in muscular regeneration.
RNA2016，2016.6.28-7.2, Kyoto
2) Nagamasa Maeda.
Peritoneal NK cell suppression in endometriosis.
ACE2016 5th Asian Conference on Endometriosis，2016.9.22～24，Osaka
国内学会
1) 谷口佳代、樋口やよい、山本槙平、髙田和香、牛若昂志、都築たまみ、國見祐輔、泉谷知明、池上信夫、前田長正.
Group2 子宮腺筋症から発生した漿液性腺癌の1例.
第68回日本産科婦人科学会学術講演会，2016年4月21～4月24，東京
2) 山本槙平、牛若昂志、國見祐輔、穴山貴嗣、渡橋和政、前田長正.
卵巣癌・腹膜癌の初回治療における抗がん剤感受性試験(CD-DST法)の再発予測に対する有効性の検討.
第68回日本産科婦人科学会学術講演会，2016年4月21～4月24，東京
3) 森 亮、森田聡美、都築たまみ、池上信夫、前田長正.
Candida albicansによる絨毛膜羊膜炎により早産及び新生児深在性心筋感染症に至った1例.
第68回日本産科婦人科学会学術講演会，2016年4月21～4月24，東京
4) 森田聡美、牛若昂志、徳重秀将、山本槙平、森 亮、 渡邊理史、國見祐輔、橋元粧子、谷口佳代、泉谷知明、池上信夫、前田長正.
当科におけるモノフィラメント糸による頸管縫縮術の治療成績.
第68回日本産科婦人科学会学術講演会，2016年4月21～4月24，東京
5) 都築たまみ、泉谷知明、谷口佳代、前田長正.
子宮内ポリープ合併不妊患者に対する子宮鏡下手術の有効性の検討～ART移行前の子宮鏡下手術は有効である～.
第68回日本産科婦人科学会学術講演会，2016年4月21～4月24，東京
6) 山下竜幸、仁尾景子、矢生健一、宮原馨、佐藤美帆、津田雅之、小杉智規、門松健治、本家孝一.
硫酸化糖脂質Seminolipidはセルトリ細胞のExosome分泌を制御する.
第57回日本生化学会中国四国支部例会, 2016年5月27-28日, 高知
7) 樋口琢磨、戸高寛、三輪武司、森澤啓子、Sylvia Lai Chin See、小野正文、杉山康憲、津田雅之、坂本修士.
造腫瘍能における二本鎖RNA結合蛋白質複合体NF90-NF45の影響.
第57回日本生化学会中国四国支部例会, 2016年5月27-28日, 高知
8) LAI SYLVIA CHIN SEE, 樋口琢磨, 杉山康憲, 森澤啓子, 三輪武司, 戸高寛, 津田雅之, 坂本修士.
膵臓ランゲルハンス島におけるRNA結合タンパク質が有する新たな細胞制御作用.
第57回日本生化学会中国四国支部例会, 2016年5月27-28日, 高知
9) 前田長正.
子宮内膜症の謎を追う－免疫学的アプローチから臨床へ－
浜松産婦人科学術講演会，2016年6月15日，浜松
10)前田長正.
子宮内膜症の謎を追う―免疫学的アプローチから臨床へ―
―北海道医師会認定障害教育講座―第１３回北海道生殖医療カンファレンス，2016年7月2日，北海道
11)國見祐輔、前田長正.
卵巣腫瘍・臨床研究2卵巣・卵管・腹膜癌に対する癒着防止剤の腹腔内再発予防への有効性の検討.
第58回日本婦人科腫瘍学会学術講演会，2016年7月8日～7月10日，鳥取
12)牛若昂志、前田長正.
卵巣腫瘍・治療3 卵巣癌・腹膜癌の初回治療における抗がん剤感受性試験（CD-DST法）の再発予測に対する有効性の検討.
第58回日本婦人科腫瘍学会学術講演会，2016年7月8日～7月10日，鳥取
13)渡邊理史、池上信夫、前田長正.
妊娠高血圧症候群の精査中に副甲状腺機能亢進症と診断した一例.
第52回日本周産期・新生児医学会学術集会，2016年7月16日～18日，富山
14)前田長正.
子宮内膜症、その謎に迫る．－IUS臨床評価を含めて－
第6回広島女性医療懇話会, 2016年7月23日，広島
15)馬場 伸育、王 飛霏、高石 公子、沈 淵、津田 雅之、山下 竜幸、都留 英美、飯塚 美知郎、柴垣 里加子、宮村 充彦、藤枝 幹也、前田 長正、
相良 祐輔.
新生仔脳虚血再灌流障害モデルマウスにおける組織障害とヒト臍帯血細胞移植によるサイトカイン・ケモカインの発現変化.
第4回臍帯血による再生医療研究会学術集会，2016年 7月24日，大阪
16)王 飛霏、沈 淵、山下 竜幸、馬場 伸育、都留 英美、高石 公子、飯塚 美知郎、柴垣 里加子、津田 雅之、宮村 充彦、藤枝 幹也、前田 長正、
相良 祐輔.
新生仔脳虚血再灌流障害モデルマウスにおける内在性神経幹細胞の遊走評価.
2016年 7月24日，大阪
17)前田長正.
子宮内膜症の謎を追う－免疫学的アプローチから臨床へ－
愛媛県産婦人科医会夏期講習会，2016年7月30日，愛媛
18)泉谷知明、谷口佳代、前田長正.
タイムラプスを用いた子宮内膜症腹腔免疫担当細胞の動態評価.
第52回中国四国生殖医学会総会・学術講演会，2016年8月27日，岡山
19)前田長正.
子宮内膜症を考える-腹腔免疫アプローチから臨床へ-
第67回広島産科婦人科学会総会ランチョンセミナー，2016年8月28日，広島
20)山下 竜幸、仁尾 景子、矢生 健一、宮原 馨、佐藤 美帆、津田 雅之、小杉 智規、門松 健治、本家 孝一.
硫酸化糖脂質セミノリピドはセルトリ細胞のエクソソーム分泌を制御する.
第35回日本糖質学会年会，9月1日～3日，2016，高知
21)谷口佳代、泉谷知明、山本槙平、牛若昂志、前田長正.
子宮鏡下手術中に電気メスで大腿皮膚に3度熱傷を起こした1例.
第56回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会，2016年9月1日～3日，長崎
22)牛若昂志、泉谷知明、山本槙平、谷口佳代、前田長正.
子宮マニピュレーター挿入により帝王切開瘢痕部に発症した子宮仮性動脈瘤の1例.
第56回日本産科婦人科内視鏡学会学術講演会，2016年9月1日～3日，長崎
23)渡邊理史、濱田佳代子、森田聡美、永井立平、池上信夫、前田長正，
高知における災害時妊産婦支援に対する試み.
第２回 ALSO-Japan 学術集会，2016年9月10日～11日，岡山
24)森 亮 、渡邊理史 、森田聡美 、池上信夫 、前田長正.
Candida albicans による絨毛膜羊膜炎により早産及び新生児深在性真菌感染症に至った 1 例.
第69回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会，2016年9月24日～25日，香川
25)渡邊理史、森田聡美、池上信夫、前田長正.
当院における精神疾患合併妊婦の管理についての検討.
第69回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会，2016年9月24日～25日，香川
26)黒川早紀、牛若昂志、樋口やよい、山本槙平、森田聡美、徳重秀将、高田和香、渡邊理史、橋元粧子、谷口佳代、山田るりこ、泉谷知明、池上信夫、
前田長正.
子宮マニピュレーター挿入により帝王切開瘢痕部に発症した子宮仮性動脈瘤の 1 例.
第69回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会，2016年9月24日～25日，香川
27)樋口やよい、牛若昂志、山本槙平、泉谷知明、池上信夫、穴山貴嗣、渡橋和政、前田長正.
卵巣癌・腹膜癌の初回治療における抗がん剤感受性試験（CD-DST 法）の再発予測に対する有効性の検討.
第69回中国四国産科婦人科学会総会ならびに学術講演会，2016年9月24日～25日，香川
28)山下 竜幸、仁尾 景子、矢生 健一、宮原 馨、佐藤 美帆、津田 雅之、小杉 智規、門松 健治、本家 孝一.
Seminolipidはセルトリ細胞のExosome分泌を促進して精子形成細胞へ乳酸トランスポーターMCT4を送達する.
第89回日本生化学会大会，9月25日～27日，2016，仙台
29)山本槙平、都築たまみ、谷口佳代、泉谷知明、前田長正.
子宮内膜ポリープ合併不妊症に対する子宮鏡下手術の有効性の検討-ART移行前の子宮鏡下手術は有効である-
第22回四国産婦人科内視鏡手術研究会，2016年10月8日，高知
30)徳重秀将、牛若昂志、森 亮、泉谷知明、前田長正.
子宮マニピュレーター挿入により帝王切開瘢痕部に発症した子宮仮性動脈瘤の1例.
第22回四国産婦人科内視鏡手術研究会，2016年10月8日，高知
31)前田長正.
子宮内膜症の謎へのチャレンジ～腹腔免疫アプローチから臨床へ～
第61回日本生殖医学会学術講演会，2016年11月3日～4日，横浜
32)泉谷 知明、都築たまみ、谷口 佳代、前田 長正.
タイムラプスを用いた子宮内膜症腹腔免疫担当細胞の動態評価.
第61回日本生殖医学会学術講演会，2016年11月3日～4日，横浜
33)前田長正.
子宮内膜症、その謎に迫る-免疫アプローチから治療へ-
広島医療講演会，2016年11月12日，広島
34)樋口 琢磨, 森澤 啓子, Lai Sylvia Chin See, 三輪 武司, 池 恩燮, 戸高 寛, 杉山 康憲, 津田 雅之, 坂本 修士.
がん部におけるmiRNAを介したNF90-NF45の発現制御.
第39回日本分子生物学会大会, 2016年11月30日-12月2日, 横浜
35)樋口 琢磨, 三輪 武司, 延本 篤也, 森澤 啓子, Sylvia Chin See Lai, 池 恩燮, 戸高 寛, 杉山 康憲, 津田 雅之, 坂本 修士.
二本鎖RNA結合タンパク質NF90-NF45の発現増加は生体における造腫瘍能を上昇させる.
第39回日本分子生物学会大会, 2016年11月30日-12月2日, 横浜
36)SYLVIA LAI, 樋口 琢磨, 津田 雅之, 森澤 啓子, 杉山 康憲, 三輪 武司, 戸高 寛, 坂本 修士.
膵島β細胞において内在性RNA結合タンパク質NF45が有する新たな細胞制御作用.
第39回日本分子生物学会大会, 2016年11月30日-12月2日, 横浜
37)泉谷知明、牛若昂志、都築たまみ、吉井智加、谷口佳代、前田長正.
タイムラプスを用いた子宮内膜症腹腔免疫担当細胞の動態評価.
第31回日本生殖免疫学会，2016年12月2日～3日，神戸
38)松浦拓也、樋口やよい、渡邊理史、谷口佳代、池上信夫、前田長正.
腹水貯留の鑑別診断に苦慮した腹膜悪性中皮腫の一例.
第66回高知産科婦人科学会学術集会，2016年12月10日，高知
39)黒川早紀、牛若昂志、徳重秀将、山本槙平、池上信夫、前田長正.
Crohn病に進行子宮頸癌を合併し、放射線治療を執行した一例.
第66回高知産科婦人科学会学術集会，2016年12月10日，高知
40)樋口やよい、徳重秀将、橋元粧子、池上信夫、前田長正.
精神疾患合併妊娠に対し全身麻酔下に人工妊娠中絶を行った一例.
第66回高知産科婦人科学会学術集会，2016年12月10日，高知
41)森田聡美、渡邊理史、池上信夫、前田長正.
妊娠中に判明したMCTD合併妊娠の1例.
第66回高知産科婦人科学会学術集会，2016年12月10日，高知
42)徳重秀将、泉谷知明、森田聡美、池上信夫、前田長正、松島幸生.
Edwardsiella tardaを起炎菌としたPIDの一例.
第2回高知県感染症・免疫研究会，2017年2月17日，高知
43)沈 淵、馬場 伸育、王 飛霏、山下 竜幸、都留 英美、津田 雅之、片岡 佐誉、相良 祐輔、前田 長正.
マウス新生仔末梢血を用いた移植片対宿主病抑制効果の検討.
第16回日本再生医療学会総会，2017年 3月7日～9日，仙台
44)王 飛霏、馬場 伸育、沈 淵、山下 竜幸、都留 英美、津田 雅之、前田 長正、相良 祐輔.
新生仔脳虚血再灌流障害モデルマウスにより分泌されるCCL11は神経幹／前駆細胞の遊走と増殖を促進する.
第16回日本再生医療学会総会，2017年 3月7日～9日，仙台
45)山下 竜幸、都留 英美、王 飛霏、馬場 伸育、沈 淵、津田 雅之、前田 長正、本家 孝一、相良 祐輔.
硫酸化糖脂質サルファタイドによる間葉系幹細胞のエクソソーム分泌促進効果.
第16回日本再生医療学会総会，2017年 3月7日～9日，仙台
45)田村友里（４年生）、沈 淵、馬場 伸育、王 飛霏、山下 竜幸、都留 英美、津田 雅之、相良 祐輔、前田 長正.
マウス新生仔末梢血幹細胞からNK細胞への選択的分化誘導およびその抗腫瘍活性の検討.
第16回日本再生医療学会総会，2017年 3月7日～9日，仙台
科研費・その他競争的資金・学内裁量経費
1) 科学研究費補助金「基盤研究（C）」津田 雅之
「ヒト臍帯血移植による脳性麻痺治療のメカニズム解明に向けたエクソソームの役割の検討」（平成27-29年度）
2) 科学研究費補助金「若手研究（B）」王 飛霏
「小児脳性麻痺に対する臍帯血投与と運動刺激の併用療法による損傷脳再生機構の解明」（平成28-30年度）
3) 科学研究費補助金「若手研究（B）」馬場 伸育
「脳性麻痺に対する臍帯血移植治療におけるケモカインネットワークの役割の解明」（平成28-30年度）
4) 平成28年度学長裁量経費
「ヒト臍帯血による脳性麻痺治療のメカニズムの解明」
