研究業績
■令和2年度
論文発表
原著論文
1) 樋口やよい、泉谷 知明、氏原 悠介、牛若 昂志、田代 真理、杉本 健樹、前田 長正.
詳細な家系調査によりBRCA1遺伝子病的バリアントが判明した子宮体部漿液性癌の１例.
A case of uterine serous carcinoma identified as a BRCA1 pathogenic variant through a detailed family survey.
現代産婦人科. 2020.12.10. 69（１）. 83－88
2) Oikawa S, Kai Y, Mano A, Ohata H, Kurabayashi A, Tsuda M, Kakinuma Y.
Non-neuronal cardiac acetylcholine system playing indispensable roles in cardiac homeostasis confers resiliency to the heart.
J Physiol Sci. 2021 Jan 18;71(1):2. doi: 10.1186/s12576-020-00787-6.
3) Tsuda M, Akakabe M, Minamida M, Kumagai K, Tsuda M, Konishi Y, Tominaga A, Fukushi E, Kawabata J.
Structure and Stereochemistry of Amphidinolide N Congeners from Marine Dinoflagellate Amphidinium Species.
Chem Pharm Bull (Tokyo). 2021;69(1):141-149. doi: 10.1248/cpb.c20-00745.
4) Tsuda M, Makihara R, Tsuda M, Suzuki T.
Iriomoteolides-14a and 14b, New Cytotoxic 15-Membered Macrolides from Marine Dinoflagellate Amphidinium Species.
Chem Pharm Bull (Tokyo). 2020;68(9):864-867. doi: 10.1248/cpb.c20-00329.
5) Nagao Y, Shimizu S, Kurabayashi A, Shimizu T, Tsuda M, Higashi Y, Fujieda M, Saito M.
Effects of silodosin and tadalafil on bladder dysfunction in spontaneously hypertensive rats: Possible role of bladder blood flow.
Int J Urol. 2020 Jan 16. doi: 10.1111/iju.14171.
学会発表
国内学会
1) 馬場伸育、松島幸生、渡邊理史、王飛霏、相良祐輔、前田長正
マウス新生仔脳虚血再灌流障害モデルに対する臍帯血細胞移植による再生治療メカニズムの検討―傷害部位へ遊走する移植臍帯血細胞の同定―
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
2) 氏原悠介、樋口やよい、牛若昂志、前田長正
Olaparib投与における腎機能障害発現と投与前腎機能推移との関連について
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
3) 黒川早紀、谷口佳代、山本槙平、都築たまみ、前田長正
慢性子宮内膜炎を背景とした若年の黄色肉芽腫性子宮内膜炎の1症例
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
4) 渡邊理史、松島幸生、前田長正
高知県における南海トラフ地震の被害想定とそれに基づいた災害時周産期医療対策
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
5) 橋元粧子、池上信夫、髙田和香、前田長正
DXAによる骨粗鬆症診断において腰椎・大腿骨近位部両部位を測定する意義に関する検討
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
6) 山本槙平、牛若昂志、橋元粧子、都築たまみ、谷口佳代、泉谷知明、前田長正
Depressed peritoneal NK cell chemotaxis in women with endometriosis is associated with the recurrence
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
7) 樋口やよい、氏原悠介、前田長正
多発肺転移を伴う子宮頸癌IVB期に対しBevacizumab併用化学療法により制御し局所放射線療法に繋いだ3例
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
8) 森 亮、池上信夫、岡田眞尚、前田長正
当院で経験した妊娠中の一過性大腿骨頭萎縮症の1例
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
9) 大黒太陽、松島幸生、樋口やよい、渡邊理史、前田長正
胎児機能不全により緊急帝王切開術を行った胎便性腹膜炎の2症例
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
10)松島幸生、渡邊理史、前田長正
臍帯ワルトンゼリー断面積からみた分娩時胎児心拍異常の出現率に関する検討
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
11)前田長正
子宮内膜症、その謎に迫る-逆流月経と腹腔免疫応答から-
第72回日本産科婦人科学会、2020年4月23－26日、東京（WEB開催）
12)沈 淵、馬場 伸育、西村 映実里、山下 竜幸、王 飛霏、都留 英美、津田 雅之、相良 祐輔、前田 長正
ヒト臍帯血幹細胞からNK細胞の選択的誘導培養法樹立とその抗腫瘍活性の検討
第19回日本再生医療学会総会、2020.5、横浜（WEB開催）
13)住井 杏捺, 沈 淵, 馬場 伸育, 山下 竜幸, 王 飛霏, 都留 英美, 津田 雅之, 相良 祐輔, 前田 長正
BALB/c新生仔マウスにおけるNK1.1の発現とその生物学的意義
第19回日本再生医療学会総会. 2020.5. 横浜（WEB開催）
14)西森友俊、馬場伸育、沈淵、王飛霏、山下竜幸、高石公子、津田雅之、都留英美、相良祐輔、前田長正
ヒト臍帯血細胞投与によるマウス脳傷害局所におけるケモカインレセプター発現の亢進効果
第19回日本再生医療学会総会、2020.5.横浜（WEB開催）
15)坂本修士, 山口輝, 森澤啓子, 樋口琢磨, Sylvia Lai, 池恩燮, 藤田浩志, 杉山康憲, 松川和嗣, 津田雅之
マイクロRNAの機能を介した骨格筋の細胞融合及び成熟化の新規制御機構
第43回日本分子生物学会大会, 2020年12月2-4日, WEB開催
16)都留英美、廣木秀哉、茂川拓紀、溝渕雅章、津田雅之
Complexin2欠損マウスにおける血清IgM増加の要因解明
第43回日本分子生物学会、2020年12月2日～4日、WEB開催
17)黒川早紀、谷口佳代、山本槙平、泉谷知明、前田長正
不妊患者における慢性子宮内膜炎の治療成績
第70回高知産科婦人科学会学術集会、2020.12.12、WEB開催
18)松浦拓也、松島幸生、堅田千晶、黒川早紀、樋口やよい、渡邊理史、谷口佳代、泉谷知明、前田長正
妊娠中に下肢静脈血栓症を発症した進行卵巣明細胞癌の1例
第70回高知産科婦人科学会学術集会、2020.12.12、WEB開催
19)氏原悠介、泉谷知明、松浦拓也、樋口やよい、前田長正
高知大学産科婦人科におけるHBOC診療の現状
第70回高知産科婦人科学会学術集会、2020.12.12、WEB開催
20)樋口やよい、氏原悠介、泉谷知明、前田長正
当院で行ったがん遺伝子パネル検査9例について
第70回高知産科婦人科学会学術集会、2020.12.12、WEB開催
21)樋口やよい、氏原悠介、前田長正
HBOC 家族歴から BRCA 遺伝子病的変異を疑った子宮体癌の一例
第62回日本婦人科腫瘍学会学術講演会、2021年1月29日～2月11日、Web開催
22)山本槙平、黒川早紀、谷口佳代、泉谷知明、前田長正
子宮内膜症における腹腔内免疫細胞とくに NK 細胞走化性の月経周期による変動について
第42回日本エンドメトリオーシス学会学術講演会、2021年2月11日～17日、Web開催
23)岩井康一郎、馬場伸育、沈淵, 王飛霏、山下竜幸、高石公子、津田雅之、都留英美、相良祐輔、前田長正
ヒト臍帯血投与によるマウスモデル脳傷害局所でのケモカイン発現と産生細胞の変化
第20回KMS Research Meeting、2021年2月3～4日、Web開催（高知県南国市）
24)古土井 美樹、山下 竜幸、都留 英美、高木 涼、高石 公子、王 飛霏、馬場 伸育、沈 淵、津田 雅之、相良 祐輔、前田 長正
ヒト胎児附属物由来間葉系幹細胞の単離およびそのマウス脳性麻痺モデルに対する治療効果の検討
第20回KMS Research Meeting、2021年2月3日～4日、高知大学医学部
25)岩井康一郎、馬場伸育、沈淵, 王飛霏、山下竜幸、高石公子、津田雅之、都留英美、相良祐輔、前田長正
ヒト臍帯血投与によるマウスモデル脳傷害局所でのケモカイン発現と産生細胞の変化
第20回日本再生医療学会総会、2021年3月11～13日、Web開催(兵庫県神戸市)
26)Keiko Nakashima, Yukie Hirahara, Taro Koike, Keizou Gamou, Susumu Tanaka, Souichi Oe, Chisato Ohe, Takashi Yoshida,
Masayuki Tsuda, Koichi Honke, Masaaki Kitada.
Identification and Functional Analysis of Sulfatide Species in the Kidney.
第126回日本解剖学会総会・全国学術集会, 2021年3月28日-30日, Web開催
報道
臍帯血きょうだい投与承認、高知新聞、2020年9月25日
さい帯血きょうだいで移植、読売新聞、2020年9月25日
きょうだいのさい帯血で再生医療、朝日新聞、2020年9月25日
脳障害小児患者にさい帯血投与 きょうだい間初承認、毎日新聞、2020年9月25日
臍帯血きょうだい投与高知大年内開始へ、高知新聞、2020年10月1日
さい帯血輸血年内にも、読売新聞、2020年10月1日
きょうだいの臍帯血脳性まひの子に、朝日新聞、読売新聞、2020年10月1日
科研費・その他競争的資金・学内裁量経費
1) 基盤研究（C）津田雅之（分担）
「VHL病の腎がん発生におけるセカンドヒット遺伝子変異の探索」（平成30-令和2年度）
2) 基盤研究（C）津田雅之（分担）
「ゲノム編集を用いたBDNFメチル化操作による新規うつ病モデル・マーカー・治療開発」（平成30-令和2年度）
3) 基盤研究（C）津田雅之（代表）
「ミクログリアを介したヒト臍帯血移植による脳性麻痺治療のメカニズムの解明」（令和元年-3年度）
4) 文部科学省 ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ 女性研究者研究活動支援事業 ダイバーシティ推進共同研究制度
「コンプレキシンによる抗体分泌制御が全身性エリテマトーデスの病態進行抑制に果たす役割」
都留英美（2018-2020年度、平成30-令和2年度）
共同研究
共同研究「17O MRIによる薬効評価システム開発」（株式会社Spectro Decypher）
代表者：津田正史・津田雅之
