施設紹介 - 活動報告

高校生のためのサイエンス体験学習2011

2011 サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト事業
受精から個体形成まで

今年も一昨年に引き続き、独立行政法人・科学技術振興機構からご支援をいただき、高知大学総合研究センター生命・機能物質部門の動物資源開発分野(動物実験施設)では8月4日(木)から5日(金)の2日間、『高校生のためのサイエンス体験学習 -受精から個体形成まで-』 を開催しました。高知県内の高校生18名が参加し、盛会裏に無事に終了しました。


スケジュール


◆実習の写真


◆体験学習に参加した高校生の感想を一部紹介させて頂きます。

■学校では顕微鏡を使う機会がないので、顕微鏡に触れることがあってとてもいい経験だった。
■動く精子を見たのは初めてだったので感動した。
■生命の誕生の素晴らしさを学び、生殖補助医療が進歩していることに感動した。
■サイエンスと倫理、両方を深く学ぼうと感じた。
■交流会での意見交換では、人によって考え方も違っていて、様々な考えを聞くことができ、科学技術が発達するとともに倫理の問題をどう解決していくかが難しいことがわかった。
■教科書の中でしか学ぶことがなかったことが実際に自分で見たり体験できるので、さらに理解が深まり、興味も増々わいてきた。
■科学論文の読み方を教わったのもよかった。
■高校生という縛りがなければ、何度も参加したいと思った。
■あまり関心のなかった科学のことについて、すごく関心を持つことができた。
■生物選択ではないが、スタッフの皆さんが丁寧に説明してくれたので、実習の内容をきちんと理解することができた。
■将来の夢について考えるよい体験となった。
■がん治療など、ちゃんとした目的があって遺伝子組み換えマウスなどが作られることが分かった。
■命の大切さを身をもって学べた 
■動物愛護法、実際に生き物を扱う責任感、人工授精と受精卵の観察を通して、生命を作り出すことの重さを感じた。
■研究に興味がわいた。
■大学院生の話も聞けて、自分の意思が固まった。 
■学校ではできない実験が体験できてよかった。
■獣医学部か医学部に入って生物の研究をしたいと思っていたが、今回の体験を通してその気持ちがさらに大きくなった。 
■学校の授業で「生殖と発生」について学習し、今回の体験学習で受精卵の卵割などを実際に見ることができたので、理解がより深まった。 
■大学ならではの透過型電子顕微鏡や走査型電子顕微鏡を操作させてもらい、精子などが見れてすごく感動した。
■受精について教科書では学んだが、写真を見て勉強するのと、自分でやってみるのでは明らかに違っていた。 
■自分で受精させた卵が翌日2細胞期卵になっていてうれしかったが、その割合は少なく、私たちが今ここにいること、生まれたことがすごいことだと実感した。
■他にも科学論文を読んだり、顕微鏡を使ったりと、貴重な体験をたくさんした。このような機会があれば、また参加したい。

▲PAGE TOP