確かに循環器内科は、カテーテル治療の際など男性が活躍する場所が多いイメージがあると思います。ですが、一人ひとりの患者さんの長期的なフォローアップのためには、日々の身体診察で患者さんの些細な変化を捉えたり、そのほか様々な検査を組み合わせて適切な治療を行っていくことが必要です。それに加え、患者さんの社会的な背景や生活に合わせた、継続可能な治療を行っていくには、女性ならではの細やかさがむしろ役に立つことが多いのではないかと考えます。
また、循環器内科で行う治療には、多くの場面で超音波検査が必要です。ソノグラファーとして女性医師が活躍する場面も多く、男女関係なく、お互い補いあって仕事ができる環境だと思います。