PSA測定の診療報酬に関する留意点

  • 前立腺癌疑い病名でPSAを測定した場合で1回目が4未満の場合は、その時点でカルテ、レセプトとも病名を中止し中止年月日を明記する。
  • PSA1回目が4未満で2回目を行う時には、カルテ、レセプトに中止年月日を明記して3か月以上あける(その際は1回目の扱いになる)。
  • PSA1回目が4以上で2回目を行う時も3か月以上あける。その際レセプトには2回分のPSA値と施行年月日を明記する。3か月以内に行う時は理由をレセプトに記載する。
  • PSA 2回目が4未満であれば、そこで病名中止し、当月のレセプトでも中止を明記する。
  • PSA測定1、2回とも4以上で3回目を行う時も同様に3か月以上あけ、3回分のPSA値、施行年月日をレセプトに明記する。3か月以内に3回目を施行する場合は理由を記載する。3回行えばPSAの値に関わらず、そこで必ずカルテ、レセプトとも病名中止する。その後3か月以上経てば、新たに1回目としてPSAを施行、請求できる(その際は初回扱い)。