放射線治療部会
放射線治療部会とは
放射線治療の目的は、根治、再発予防、症状緩和まで幅広く、さまざまなステージの患者さんを対象としています。日本では、年間約27万人が放射線治療を受け、そのうち約22万人が新規に放射線治療を受けています。患者さんの年齢は、小児から高齢者までさまざまであり、高齢化が進んでいる高知県においては非常に重要な治療と考えられます。しかし、県内で実働している放射線治療医は少ない状況にあり、治療可能な施設も中央医療圏に偏っています。高知県内における放射線治療体制を整備することを目的とし、2022年に本部会を設置することとなりました。
目的
高知県におけるがんに対する放射線治療の従事者の連携を通じた医療従事者の知識向上、がん患者やがんサバイバーへのがんに対する放射線治療の正しい情報の提供及び高知県内における放射線治療提供体制の強化を目的とする。
協議事項
- がん患者及び医療従事者へのがん放射線治療に関する情報並びにその診療内容に関する情報提供に関すること。
- 国内又は高知県内の学会、研究会、講演会等を通じた情報提供や臨床成果の発表に関すること。
- 部会員相互の情報交換に関すること。
- 関連する学会やネットワークとの交流に関すること。
- 高知県における放射線治療提供体制に関すること。
- その他、前条の目的を達成するために必要な事項
活動内容
- 2回の会議にて情報共有、協議実施
- 放射線治療領域における情報収集
- 放射線治療の質向上に寄与する研修会の開催