令和7年度　病院における勤務医及び看護職員の負担軽減及び処遇改善について

▼ 勤務医

医師・看護師等の業務分担

●看護師による静脈注射において、実施拡大を図る
●救急外来における看護師の採血・検査の実施について検討を行う
●PICCの抜去・Aライン採血の看護師の実施について検討を行う
●オーダーの代行入力を実施する
・保険薬局から疑義照会された院外処方せんの代行修正
・検査オーダーの代行入力
●薬剤師による医師業務支援の拡大
・セット処方の作成
・適応外使用に係る申請書類作成支援
・ICU／手術室における麻薬管理の負担軽減
●手術における臨床検査技師の業務支援の体制整備を行う
（脳神経外科が実施する手術の術中モニタリング業務のうち、針電極穿刺）
●病棟専従管理栄養士の配置拡大を行う
（現在の3病棟から4病棟へ）

医師事務作業補助者の配置

●入退院支援センターでのオーダー代行入力において、支援対象医師及び診療科の拡大を目指す

勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施

●勤務計画上、連続当直を行わない勤務体制の実施を継続する

前日の終業時刻と翌日の始業時刻の間の一定時間の休息時間の確保
（勤務間インターバル）

●システム管理により適正に勤務間インターバル及び代償休息の管理を行う

その他

●病状等説明の対応時間の周知徹底を継続して行う

▼ 看護職員

看護職員と他職種との業務分担

●医療安全管理部と協働し、救急カート内の薬剤の見直しを実施する
●外来クラークの定借を促進し、事務的業務の移譲を進める
●薬剤部でのTPN調製対象患者の拡大を実施する
●病棟専従管理栄養士の配置拡大を行う
（現在の3病棟から4病棟へ）
●ICU/手術室における医薬品在庫の適正化
●看護補助者の業務拡大を進める
●検査部門にパートタイム看護師を増員し、外来採血業務の移譲を検討する

夜勤負担の軽減

●夜勤専従看護師の導入
●夜勤時間短縮（13時間）の導入