地域のロールモデル
TOP > ロールモデル:Case11(川村 晶子)
Case.11
life and workまるっと面白く!
川村 晶子
Akiko Kawamura
- 所属
- 次世代地域創造センター 地域DX共創部門
- 略歴
- 1989年高知大学理学部卒業後、㈱富士通高知システムエンジニアリングにSEとして入社。
1994~2021年富士通株式会社、~2022年富士通Japan株式会社にて勤務。
2009~2011年慶應大学SFC研究所訪問研究員、2018~2022年高知大学次世代地域創造センター客員準教授。
2022年4月~高知大学 特任教授・学長特別補佐/地域DX共創部門長。
企業勤務と併行して2000年女性自立のためのNPOを個人で立ち上げ「地域おこしは”私おこしから“」をスローガンに活動。2005~2009年高知県庁に在席し、業務改革、雇用政策、男女共同参画、産業振興はじめ県内の多様な事業に携わる。また、総務省地域情報化アドバイザーや日本生産性本部 在宅就労仲介機関協議会委員なども経験しながら、全国の地域再生プロジェクトに参加。現在は高知市教育研究所、高知県教育委員会の委員として県内の小中高校教育にも関わっている。
-
01現在の仕事に携わるようになったきっかけ私が娘を出産した平成9年は日本のインターネット元年。この技術を使えば、“仕事か家庭か”の選択を迫られがちだった女性の働き方、人生が大きく変わる!と確信しました。しかし、人が考え方を変えなければ技術革新だけで社会は変化しないことを痛感。デジタル時代のマインドセット「私おこし」を合言葉にNPOを立ち上げ、高知県庁はじめ、全国の各分野で技術×PBL(課題解決型学習)を組み合わせた改革を行ってきました。高知大学着任後、地域DX共創部門で地域課題解決のためのDX(DigitalTransformation)教育やDX改革支援を行っています。
-
02仕事の魅力についてアンコンシャスバイアスから解き放たれ、物事の根本原理から課題を再定義した時の互いの目の輝き、そこで「知の空白」に気づき学びに向かい始める生徒、学生、社会人の方々と一緒に、分野・世代を超えて新しいものを生み出していく体験ができるのは何ものにも代えがたい喜びです。
-
03仕事と生活のバランス仕事を始めたのは「男女雇用機会均等法」制定(1985年)の4年後。会社の規則改正は早かったものの、女性は男性の3倍働いてやっと一人前、が男性上司たちの常識だった時代。会社に使われるのではなく、自ら創り出したもので評価を得られるようになるには、睡眠時間4~5時間でガムシャラに働くのが当たり前でした。だからこそ、「面白くてたまらない!」という仕事への向き合い方、そういう私の状態を見て、家族も元気になれるような生活環境を整えようと意識してきました。子どもが幼い頃、大阪へ転勤、その後、東京本社へ異動し、20年ほど飛行機通勤しながら地域活動も続けていましたので、実家の両親には随分子育ての負担もかけましたが、何事にも前向きな家族のおかげで自然にバランスが取れていたように思います。
-
04今取り組んでいることデジタル技術の進化を取り入れながら、いろんな人の様々な課題をどう解決すればよいか考え、実践する仕事をしてきました。AIの高度化は急速に進み、人類の営みが一変しそうな現代、誰しも自分のキャリアを明確にイメージするのが難しくなっているのではと思います。混沌とした社会で“自分の北極星”を見つけるには、人間だけが持つ「違和感」を言語化し、“なぜ?”を繰り返しながら、多様な人と協働して解決に向け行動する力を磨くことが必要ではないかと考え、そういう教育や活動を行っています。
-
05これからキャリアを考える
若い方へメッセージ壁にぶつかった時、物の見方や心持ちを変えるだけで状況は変わります。何でも好奇心を持って探求を続けていくことで、思考や心に関わる脳の機能は向上します。ネットの中の世界だけじゃなく、リアルな世界でいろんな人と出会い、試行錯誤する体験を重ねてください。指示されたことを漫然とやらず、常に自分が何をしようとしているのか意識し、学び、行動していれば、どんなに予測困難で不確実な状況でも道は拓けると思います。 -
06日常で大切にしている時間凝り固まった頭をほぐすために、仕事には直接かかわらない違うジャンルに触れること。いろんな職業や世代の方々と交流すること。旅、書道、映画鑑賞、猫(昨年、子猫を保護)と楽しむ時間。最近は、高校生~シニアまで集う読書会や俳句の会を開催し、いろんな視点・感覚から生まれる表現から刺激をいただく時間も愛おしいです。



1日の過ごし方
-
2:00(猫が布団に入ってくる)
-
5:00起床
-
9:00大学出勤
-
19:00帰宅
-
20:00猫を膝に乗せ、Netflixを見ながら夕食
-
21:00テレワーク(大学内外活動)
-
22:00読書
-
23:00就寝