●方法
医学教育において、生化学、分子生物学は最も基礎となる科目であり、これを欠いては
人体の生理機能や病態を正確に理解することはできません。薬の作用機構の理解のため
にも必須です。このため、詳細な分子メカニズムは薬理学や臨床医学においても繰り返
し学びます。
当教室が担当する『生化学(2年生)』においては、基本的な生体分子である糖、脂質、タンパク質、核
酸の構造と代謝について、臨床医学との関連性に配慮しながら、細かい知識よりも基本的な考え方の習得を目指します。
コアカリキュラムを尊重しますが、最新の知見や考え方も積極的に紹介します。
学生が主体的に学習できるように教科書を設定しました。
授業に対する学生からの建設的な意見を取り入れて、 改善していきたいと思います。
学生にとっても教官にとっても有益な授業となることを望みます。
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