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透析部

概要

主な業務内容

透析部では、処置、手術、検査などのために当院に入院される透析患者さんの維持透析や入院中に血液浄化が必要となった患者さんに対し血液浄化療法を行っています。臨床工学技士と看護師、泌尿器科・内科の医師が、各診療科の主治医と協力して治療を行っています。月~土まで検査や手術などの予定に合わせて対応しています。また、集中管理が必要な患者さんには麻酔科やICU(集中治療部)と協力して加療を行っています。腎不全以外の疾患に対しては、腹水濾過濃縮再静注、LDL吸着療法、血漿交換、顆粒球吸着療法などのアフェレーシス療法も行っています。入院中のバスキュラーアクセストラブルにも対応しています。

特徴

透析部では、一般外来通院透析は行っていませんが、維持透析患者さんの疾患・合併症に対する処置、手術、検査などで当院へ入院が必要となった際、その入院期間の血液浄化療法に対応しています。各診療科からの依頼に応じる形式で年間約130名の患者さんに透析療法を行っています。また、入院中の患者さんに発生した急性腎不全や種々の理由による慢性腎不全の悪化に対して透析を行っているため、周術期(手術の前後の時期)や急性期透析が多いことが特徴です。