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診療情報管理室

診療に関わる情報(主に診療録)が適切に記録されているかを監査し、それを管理しています。
また、その情報を整理、集計、加工し、臨床に役立つよう医療者に提供することが大切な業務です。

具体的には・・・

  • 診療録監査/医療を効率的かつ継続的に実施するために、患者さんに関わる全ての医療専門職種が、共有できる記録となるよう指導します。
  • がん登録/効果的ながん対策を行う為に罹患数や生存率等を計測するため、大学院内のがん情報の登録及び県内医療機関から提出されるデータの集計を行っています。
  • 病院指標の測定/診療統計・DPCデータによる病院指標等を集計・公表し、分析・評価を重ね医療の質の改善と向上に役立てます。
  • DPCコーディング支援/入院患者さんの診察料の根拠となるDPCの適切なコーディングを支援します。

体 制

診療情報管理室は、2009年(平成21年)1月に設置された組織です。室長は、副病院長が兼務し、この組織への期待が窺えます。副室長は、主任診療情報管理士が兼務し、専門的アドバイスを受けるために臨床の医師、医学情報センター及び公衆衛生学分野の教員も併任で、構成メンバーとなっています。診療情報管理室のスタッフは、10人で、5人の診療情報管理士が配属されています。少ない人数で、診療録を監査し、診療の質向上に役立つ情報を発信するため、個々の能力向上とIT技術の活用に日々努めています。