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医療DXセンター

本センターでは地域医療連携、患者支援等の業務におけるICT(情報通信技術)等のデジタル技術(以下、ICT等)の活用による医療機関・介護事業所との連携、多職種協働体制の構築、および遠隔地等の医療支援を推進します。

業 務

①医療機関との包括的連携体制の構築
医療機関とICT等を活用した診療情報の共有により、スムーズな診療連携を行います。

② 介護事業所との医療介護連携体制の構築
介護事業所とICT等を活用した連携体制を構築し、在宅療養の支援や入退院支援を行います。オンラインカンファレンス機能を活用した多職種カンファレンスによる包括的ケアを支援します。

③ ICTネットワークの構築
ICT等を活用した医療介護ネットワークを構築し、オンライン研修会等の開催により多職種間の繫がりの強化に取り組みます。

④ 患者の健康管理の支援
患者自身によるパソコン、携帯端末を活用したフレイルチェック等の健康情報の確認、および健康情報の活用による患者自身の健康管理を支援します。

⑤ 高知家@ライン(高知医療介護情報連携システム)の活用促進
高知家@ラインの活用による上記の取り組みを推進します。

 高知家@ラインとは
高知家@ラインは、ICTを活用した情報共有システムです。複数の事業所間で医療職と介護職が療養者のケアを行ううえで必要な情報を互いに共有し、適時・適切なケアを実践することを利用目的としています。医療介護総合確保基金(2014~2016年度)を財源として開発し2017年より運用を行っています。

特徴と方針

高知県下の医療機関・介護事業所とICT等を活用した医療デジタルネットワークのハブとして、より良い診療連携体制を構築します。また、高知県内の医療資源の不足した地域に対する、デジタル技術を活用した診療支援も積極的に行っていきます。本センターで活用するシステムが県内で広く活用されるよう普及活動も行っていきます。