海底資源研究

研究拠点概要

Project.03
海底資源研究
我が国は四方を海に囲まれ,排他的経済水域では世界第6位の広さを有する海洋国家である.平成19年に施行された海洋基本法でも、海洋資源の積極的な開発・利用を推進していくことが謳われている.海洋底資源は調査手法が限られていることから,現在その存在量や生成メカニズムに関する知見が乏しい.我々のグループのもつ海底探査手法を用いて,北西太平洋海域の海底鉱物資源分布の実態把握と形成要因を解明する.
また,化学センサの開発を行い海底熱水噴出孔探査や資源量調査を実施する。センサに関する圧力・温度特性の検証や定量評価を行う。また磁気特性については、高温から極低温までさまざまな温度範囲にわたり計測にすることにより海底試料を構成する磁性鉱物の種類や粒径を定量評価する。
研究課題
海底資源探査と資源生成メカニズムの解明(臼井朗、赤松直)
熱水噴出孔探査と資源量調査、海底資源の磁気特性の解明
 (岡村慶、小玉一人)