高知大学研究拠点プロジェクト 研究拠点概要

研究拠点概要

背景(2)
高知大学は,創立機関メンバーの一つとして
IODP(統合国際深海掘削計画)に参加する とともに、
IODPの3大コアレポジトリーである高知コアセンターを運営しています。
平成15年にスタートした統合国際深海掘削計画(IODP)では、高知大学がIODP中央管理組織(IODP-MI)として参加するとともに、海洋コア総合研究センターが掘削コア試料の保管および解析を行うための国際拠点として位置づけられている。地球深部探査船「ちきゅう」も平成19年から本格的な国際運用が始まり、最初のターゲットである熊野沖の南海トラフ地震発生帯での掘削研究が進行中である。平成21年までに、高知大学からも数名の教員と研究員がIODPの複数航海に乗船研究者として参画し、国際共同研究が本格的に展開されてきている。本研究拠点は、このようなIODPに代表される国際共同研究をより一層進展させるとともに、学内の地球科学系教員相互の知見と技術を結集し、地球環境システム変動に関する学内研究拠点を構築するために立案された。