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地域キャリア論「就職活動の実践から学ぶ」を実施しました!

2019年8月2日

 

8月1日(木)高知大学朝倉キャンパスにて、共通教育授業の地域キャリア論「就職活動の実践から学ぶ」(受講登録者数129名)を実施しました。
地域キャリア論では、インターンシップや就職支援など様々な切り口で社会人から話題提供をしてもらい、学生との質疑応答を交えて議論を行っています。この講義を通して、将来地域での就職・定着を考える際、大学で何を学ぶべきか、地域に貢献するためにはどうすればいいか等について考えを深めます。
今回は、高知県内事業所から内定をいただいた現役4年生で、地方創生推進士である武江美洋さん、矢野光孝くんの2名に登壇いただき、「就活に向けてやっておいて良かったこと、やっておけば良かったこと」についてお話いただきました。

 

  

 

まず登壇したのは、人文社会科学部4年生の武江美洋さんです。武江さんは高知県公立大学法人から内定をいただいておりますが、面接の前に提出するエントリーシートにとても苦戦したそうです。
エントリーシートとは、就職を希望する人が志望動機などを書いて提出する書類のことですが、当時はなかなか筆が進まず、明け方まで悩みながら書いていたそうです。その際、やっておいて良かったと思ったのは、「自分を知る」ということでした。自分はどのような人間なのか、何に重きを置いていて、どんなことにやりがいを感じるのか等、自分自身を知ることで、目指すキャリアや志望動機が見えてきたそうです。具体的には、日々感じたことを日記に書き留めておくことで自分自身を俯瞰的に捉えたり、企業のインターンに参加して社長や社員の考えに共感できるかどうか、働く自分をイメージしたりするなどして、”自分”を知っていったそうです。
また、就活を通して、共に乗り切る仲間の大切さも実感したようです。就活中は自分で悩みを抱え込んでしまう学生も多いかもしれませんが、武江さんは、身近な友達に悩みを聞いてもらったり励まし合ったりすることで、乗り越えることができたそうです。
 
次に登壇したのは、地域協働学部4年の矢野光孝くんです。矢野くんは株式会社第一コンサルタンツから内定をいただいていますが、きっかけは同じく地方創生推進士でその企業に勤めているOBからの紹介でした。
元々大学のサークルや地方創生推進士のネットワークなどで繋がりがあり、インターン先を探していた際に紹介を受けたとのことでした。その際には、自分自身のぶれない軸をしっかり持って対話・行動すること、いただいた恩をきちんと返すことを心掛けていたそうです。
一方で、気をつけて欲しいこととして、情報を鵜呑みにしないことが挙げられました。近年では就活に関する口コミサイト等も多く、いつでも気軽に企業の情報が手に入る時代になりましたが、それはあくまで一面性にすぎません。また、信ぴょう性にかけるものも多く存在します。そこで矢野くんは、インターンやOB/OG訪問など、自ら実際に企業へ足を運ぶようにすることで、直に企業の印象を感じて判断するようになったそうです。情報に左右されず本質を見極めることの大切さについて、頷いている学生も多く見られました。
 
今年度の地域キャリア論は今回で最後となります。「地方創生推進士」に興味がある学生は、本ホームページや高知大学朝倉キャンパスIKUS2階「コラボレーション・サポート・パーク」にて随時掲載・掲示します。是非ご覧ください。
 

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次世代地域創造センター
電話:088-844-8293
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