浅川日記・ボジョルノ・ニーノ（サッサリ大学ステイ7日目）
2011年12月6日
12月6日
ボンジョ～ルノ。
いつも通りの朝のカッフェ(←こんな発音。こっちに到着してから毎日通ってます)をすましてから、CANTINA SANTA MARIA LA PALMAというワイン農園に行ってきました。ティッツィアーナのおじさんが所属している生産組合の農園ということで、ティッツィのお姉さんの車で行ってきました。
ティッツィアーナは建築士で、サッサリ大学のアシスタントもされている方です。とても優しくて、僕のステイの手助けをしてくれています。
本ではなかなか見ることができないワイン畑ということで、とても楽しかったです。広い！ きれい！ 何これ！ っていう感じです。
農園、加工場、ワイナリーなど普段はなかなか見ることができない部分を見ることができました。ワインがどんどんと生産されていく工場の様子は爽快です。ほんとにいろいろと丁寧に説明していただいた後に、試飲までさせてもらいました。
これがびっくりするくらいうまい！１本5000円くらいするのかなと思いきや・・・
こちらでは値段は安いもので1本2.5ユーロからあります。３本くらい買いました。
ワインは水よりも安い！とはよく言ったものです。
ちなみにアパートの近くにあるスーペル・メルカートルで見つけた1.5リットルのお水ですが、実は0.5ユーロでしたが。
ちっちゃい街ですが、ぶどうの栽培から加工販売がここで行われているんです。
これはいわゆる地場産業での6次産業です！ 高知の馬路村に近い感じなのかな？
日本にも輸出しているわけですから、外貨獲得という意味でも、ワイン産業はかなり重要なんだろうと思います。加えて驚いたこととしてティッツィアーノ(ティッツィのお兄さん)さんをはじめ、働いている方がとても若いんです。
どうして地域に若い人が残っていて、こんなにうまく回っているんだろう？
システム、環境、モティベーション…さまざまな観点から、ワイン産業にはとても興味があります。今回のステイでの研究テーマがひとつ増えました。
こっちにくると正直語学の壁があります。まだ、イタリア語では簡単な挨拶しかできません。でも自分で動いて、見て、体で感じることはできます。ほんとにたった１時間散歩をするだけでいくつもの疑問が湧いてきます。ほんとに全部知りたい！久しぶりにアンテナがはえた感じです。いろいろ受信してます。携帯の電波はいまだに通じてないんですけども・・・
何かあればメールはPCにお願いします。
あとは個人的なお話ですが、あるメルカートでマウンテンバイクが99ユーロで売ってました。買うかどうか検討中です。これがあれば、いろいろ回れるけどなーーー。財布との相談です。
アリデヴェルチ。
