浅川日記・ボジョルノ・ニーノ(12月24日:色々と観光してきました編))

2011年12月26日

ボンジョ~ルノ。

※本日記は自分のリスニング能力で聞きとった情報なので、間違いが多々含まれている可能性が高いです。注意してお読みください。

昨日はフランチェスカ・リッツィさんの車でいろんなところに連れて行ってもらいました。PALMANOVA→AQUILEIA→GRADOと回ってきました。

まずPALMANOVAですが、立派な門が8つありそれがこの街への入り口。つまり街が星型ということです。とても歴史を感じさせる建築物でした。ほんとにローマの人たちは何を考えてこれを作ったのか不思議な気分になります。が、これが日本にあれば、国宝クラスなのに、普通に道路として使っているこちらの人たちは、なんて文化的に恵まれているんだろうと感じてしまいます。

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続いてAQUILEIAここもローマの歴史を感じる土地で、地面を掘れば2000年近く前の超貴重なものがザックザック出てくるらしいです。自分も掘ってみたいな・・・。

こんな風に柵がされていますが、ほぼ目の前で見られるんです。こんなのが街の至る所に普通にあります。なんてことはなく道路沿いにあって急に出てくるんですが・・・この遺跡、ホントにローマ帝国のすごさを見せつけられます。

最後に行ったのがGRADO。ここは自分にとってはとても興味深い街でした。というのも、アパートのほとんどが閉まっているんです。つまりリゾートシーズンだけのための建物や船で埋め尽くされた街なのです。フランチェスカさんもここに家を持っているらしく、夏は最高って言ってました。

夏場は超高級リゾート地ですから、人がすごいんでしょう。

しかし街の中心部は、アンティークな建築物が大量に残っており、日本の若さを見せつけられました。資料館では2000年前の石板がそこらへんに雨ざらしになる形で展示されているんですよ。日本で、石器などが発見されれば、きちんと保管されるでしょうから、それくらい歴史的なものが生活の中に当たり前にあるんでしょう。本当にうらやましい限りです。日本だったら、博物館において、お金取るでしょうから・・・。こちらの方は恵まれているなと感じます。

教会もとても古く、床のモザイク柄や、ガラスなど感動してしまいました。一部しか写真は載せられないので残念です。

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ちなみにここの教会でホーリーウオーターを頭につけてきました。髪の毛生えろ! じゃないです。もう少し俺の頭よくなれーーーって祈ってきました。

なんでここには歴史的な建造物があって日本にはないのか?それは日本では木造建築が多く、戦争があって焼けたからというわけではないと思います。こちらの人の、こういう建築物を守り続けてきた姿勢には本当に敬意を感じます。

何より感銘を受けたのはクリスマスのデコレーション。これはイタリア発の文化らしく、ほとんどの家で、大きさはさまざまですが飾り付けがあります。25日の朝が来たら、キリストの人形を置いてお祝いをするということなのです。

すげー感動しました。

みんなが創意工夫をして作った飾り付け。名前は忘れた。もちろんパオラ先生のお家でも作られていました。

フランチェスカさんの今住んでいる部屋(グラードのアパートと僕が今借りてる部屋も持っている)で、クリスマスディナー。楽しかったです。パオラ先生のお母さんの元気さには少々びっくりしました。お酒もよく飲むし、ご飯も僕よりも食べていたのです。なんと86歳。スーパーおばあちゃんです。

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パオラ先生はそんなお母さんのファッションが派手すぎることがたびたびあり、おっきいリボンをつけているときは馬かと思うほどだったと言っていました。本当にみなさんがよくしてくれて楽しい3時間が過ごせました。ディナーは10時から1時まで。結構疲れました。

パオラ先生の旦那さんのロレンツォさんからのアドバイス。「イエス、イエス、イエース」って言い続けることが大事らしいです。

世の中の旦那さんはどこも変わらないなと思った一日でした。

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