大豊クルベジプロジェクト「萌えキャラ」コンテストを開催します。

2011年12月28日

社会協働教育部門及び地域協働教育学部門の教育研究の一環として、総合教育センターの大槻知史准教授を中心に進めてきた、炭素貯留農法による炭素固定と営農を通じた地域再生プロジェクト「大豊クルベジプロジェクト」は、開始から約二年が経過しました。

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 本プロジェクトは、農林水産省「生産環境総合対策事業」及び大豊町補助事業として進めているもので、立命館大学・名古屋大学・京都大学等の研究機関を含め、全国7地域と連携して実施しています。この大豊クルベジプロジェクトの一環として、クルベジのブランド化による大豊町の振興をテーマに、高知大学人文学部の学生5名が中心となって現在活動しています。

今回、このブランド化事業の目玉企画として、「野菜の擬人化」によるブランド化を大豊町と連携して実施することになり、2011年12月28日、人文学部の学生たちが大豊町役場を訪れ、岩崎憲郎町長をはじめ、株式会社ゆとりファームの職員の方(クルベジ栽培の管理を行なっていただいています)に企画概要の説明と今後のスケジュールについて報告をしました。このキャラクターは、次年度、オリジナルの商品パッケージとして市場に投入する計画となっており、大豊町産のバイオマス(植物由来の原料)を用いたバイオマスプラスチック素材によるパッケージ製作を行うため、京都府京丹後市のバイオマス原材料の製造メーカーである株式会社白石バイオマス(http://www.sbdi.jp/index.html)の神田隆男営業部長も会議に同席しました。

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2012年2月末を目標に、大豊クルベジプロジェクトのオフィシャルキャラクターを決めるコンテストを大豊町内において開催し、「萌えキャラ」によるクルベジのブランド化を学生が中心となって進めていく計画です。

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【唐柿 空(からがきそら:トマトの擬人化の例】

岩崎町長からは、「これまで大豊町はもとより、全国の中山間地域は農産物の差別化を行ってきた。しかし、現実はなかなか厳しい。農業と萌えキャラクターの融合はこれまでなかなか結びつかなかったが、学生らしい非常に面白い視点で新しい可能性を感じる」との期待のお言葉もいただき、学生たちも気合が入っていた様子でした。

なお、コンテストの詳細については、虹野菜工房(学生プロジェクトチーム名)オフィシャルブログ、大豊町公式サイト等で近日告知予定です。乞うご期待ください。

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