公開日 2016年11月24日
高知大学大学院総合人間自然科学研究科黒潮圏総合科学専攻では、2004年から「黒潮圏」をキーワードに、「資源」・「環境」・「健康医科学」を中心としたさまざまな専門分野の教員が協力し、文系と理系という既存の学問領域の枠を越えた文理融合の学際研究と大学院教育に取り組んできました。
2007年からは、高知大学、国立中山大学(台湾)、ビコール大学(フィリピン)を中心にタンジュンプラ大学(インドネシア)、サラワク大学(マレーシア)を含めて研究と教育の情報共有と共同研究の促進のため、毎年国際会議を開いています。
第10回黒潮圏科学国際シンポジウムは、「Integrated Management of Coastal Resources by Marine Protected Areas(海洋保護区による統合的沿岸資源管理を考える)」をテーマに、ビコール大学との共催で、フィリピンのアルバイ州タバコ市で開催します。今回は、シンポジウム内でこのテーマのレクチャーやプレゼンテーションをいくつか行った上で、最終日に海洋保護区のあるサンミゲル島でフィールドワークを行い、その後、日本・台湾・フィリピンの大学院生を中心とした討論会を行うことを予定しています。
なお、同時に、日本・台湾・フィリピンの協定校共同で、昨年の台湾での企画に続き、国境を越えた教育(Cross-Border Education)企画を実施します。
第10回黒潮圏科学国際シンポジウム(10th Kuroshio Science Symposium).pdf(125KBytes)
【 日 時 】 | 平成28年11月24日(木)~26日(土) |
【 場 所 】 | (フィリピン)Patie de San Jose、ビコール大学タバコ校他 |
【問い合わせ先】 総合科学系黒潮圏科学部門 新保 輝幸
TEL: 088-844-8251
E-mail:shinbo●kochi-u.ac.jp (●を@に変えて送ってください。)