◆大学院農林海洋科学専攻修士課程1年生の中村璃子さんが、日本地球惑星科学連合2023年大会において学生優秀発表賞を受賞しました

2023年8月24日

 大学院農林海洋科学専攻修士課程1年生の中村璃子さんが、2023年5月21日~26日に幕張メッセで開催された日本地球惑星科学連合2023年大会において、地球人間圏科学セクション学生優秀発表賞を受賞しました。

 日本地球惑星科学連合は、地球科学及び惑星科学関連分野の51学協会が参画する、当該分野における日本最大の学会です。今年度の大会には約5800人が参加しました。約660件の学生発表の中から、5つある科学セクションごとに上位5~10%の評点を受けた発表が学生優秀発表賞に選出されました。

 中村さんは、高知県幡多郡三原村の伝統的特産品「土佐硯」の原材料となる粘板岩について、岩石・鉱物学的な研究をしています。今大会では、『高知県幡多郡三原村産「土佐硯」の磨墨構造(鋒鋩)について』の題目で研究発表を行い、硯表面の超高空間分解能可視化と墨液の分析を含めた総合的見地から鋒鋩(※)の特徴を検討した内容の新規性と独創性が高く評価され、今回の受賞につながりました。

 

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※鋒鋩(ほうぼう)…硯の表面にある目には見えないほどの大きさの凹凸のことで、墨を磨る構造のこと。

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