災害図上訓練を実施しました
本学では、学長・理事・副理事・防災推進センター教員で構成される「危機管理本部」を設置しており、このたび、危機管理本部のメンバーを対象に、南海トラフ地震を想定した災害図上訓練を実施しました。
訓練には、危機管理本部のメンバーに加え、農林海洋科学部が所在する物部キャンパスおよび医学部が所在する岡豊キャンパスからも、学部長等がオンラインで参加しました。
本訓練は、南海トラフ地震発生時における臨機応変な意思決定や対応の必要性を理解し、それに必要な判断力を養うことを目的としており、今回は昨年度に続き2回目の実施となります。
訓練では、ファシリテーターから地震発生直後から24時間が経過するまでの間に想定されるさまざまなタスクが提示され、学長や理事の役割分担の確認や意思決定権限の移譲について議論を行うとともに、各タスクに対する具体的な対応策の検討・決定を行いました。
また、決定された対応策がその後どのような結果をもたらすかについて、AIを活用した検証も試みました。
訓練後の振り返りでは、事前の備えや外部との連携に関する課題について意見交換を行い、今後これらの課題に取り組んでいくことを確認しました。