教育に関するポリシー(農学専攻)

ディプロマ・ポリシー  カリキュラム・ポリシー  アドミッション・ポリシー      ◆ 農学専攻について

 

ディプロマ・ポリシー

知識・理解

農学分野に関連する自然科学や社会科学等について、高度で専門的な知識を修得している。

思考・判断

持続可能な資源循環型の社会の実現を目指し、食糧、資源、環境に関する諸問題を社会から抽出し、論理的思考を踏まえた考察により、有効な対策を提案することができる。

関心・意欲

自然や人間社会の多面性・多様性を理解したうえで、自発的かつ積極的に自らの培った高度な専門知識を社会のために活かす行動を実行することができる。

態度

専門とする分野における最新の知識や技能を学び続ける意欲を持つとともに、個人あるいは組織として社会や自然に対して負うべき責任について理解することができる。

技能・表現

豊かな人間性とコミュニケーション能力を使い、広く国内外に高度な専門知識に基づいた研究成果を明確かつ的確に発信することができる。 

 

カリキュラム・ポリシー

・農学専攻の専門科目を深く学ぶ「主専攻履修」と、基礎となる農学分野の履修に軸足をおきつつ、文理融合科目に取り組む

 「準専攻履修」(黒潮圏総合科学準専攻)の2つの履修システムから履修方法を選択できる。また、高知大学のフィールド特性

 を活かした横断的科目群「副専攻プログラム」を、目的に応じて履修できる。このように、高度で専門的な幅広い知識を学

 生が自律的かつ継続的に修得可能な教育体制を構築するとともに、自発的・積極的な学習への取り組みが可能な機会を提供

 している。最終的には、様々な種類の課題に対応できる、高度な知識と技術を併せ持つ高度専門職業人、高度ジェネラリス

 ト、および研究者の育成を図るものである。

 

・必修科目として、修士論文作成のための科学実験計画法・農学実験・調査Ⅰ~Ⅲ・科学論文作成法・研究プレゼンテーショ

 ン技法Ⅰ~Ⅱの7科目(10単位)を配置し、論理的思考の育成とコミュニケーション能力の高度化を図るとともに、国内外へ

 の研究成果等の的確な発信のための訓練が可能となっている。

 

・選択必修科目として、講義科目群の中から10単位以上、演習科目群の中から2単位以上修得しなければならない。これら演習

 を含む科目群の修得により、学生が選択する研究テーマに関連する専門分野への理解を一層深めていくとともに、自発的に

 関連する分野の周辺に対する知識をより広範なものとし、高度で専門的な知識を補完するようにしている。

 

・選択科目として、講義科目群、演習科目群、実習・実験科目群の中から8単位以上を修得しなければならない。これら科目群

 から選択できる教育体制を構築することで、個々の学生の資質や進路に応じた個別の履修計画に基づく教育を行い、高度で

 専門的な知識と技術の修得と、多様化した社会の要請や研究分野へ柔軟に対応できる能力を培うことができるようにしてい

 る。

 

・自ら設定した研究テーマについて、指導教員のもとで研究指導を受けるが、主指導教員および副指導教員による複数指導体

 制をとり、修士論文の質の向上と円滑な研究活動の遂行とを同時に図る体制を構築している。

アドミッション・ポリシー

 本学修士課程農学専攻では、その設置理念・目的に基づき、以下のような人を求めます。

 

知識・理解

幅広い一般教養の知識および専門の農学関連分野の知識を有している。

持続可能な社会・産業や循環型社会の概念、環境保全の基本理念を修得している。

思考・判断

現時点の動向から将来を考える能力を有している。

多面的な物事の考え方を持つための素養を有している。

関心・意欲

科学技術の進歩や人間の営為が自然環境や社会環境に与える影響の多面性・多様性を理解している。

科学者や技術者の責任と役割を自覚したうえで、社会との繋がりを構築する意欲を有している。

技能・表現・態度

問題発見、計画の立案、データの収集と整理、成果の提示、異なる意見にも配慮した解決策の提案等の能力を有している。

日本語による表現力、外国語によるコミュニケーション能力、プレゼンテーション・ディベート能力を修得している。

多様な文化や背景を理解したうえで、様々な人と円滑な意見交換ができる能力を有している。

 

 

教育情報の公表