【えんむすび隊】あそび山で遊びの大切さを学びました

2014年2月9日
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2月9日(日)、えんむすび隊の学生7名は、高知市福井町にある「あそび山」に出動しました。あそび山は、郵便局に勤めながら少年野球指導をされてきた古谷寿彦さんと、高知県庁こども課やこうち男女共同参画センター「ソーレ」館長などを歴任された古谷滋子さんご夫妻が、自然の中で子どもたちが“遊びを見つけて自分の責任で自由に遊ぶ”をモットーに、自費で整備され、平成17年9月にオープンした冒険遊び場です。

 この日は、月に一度の「わんぱくチャレンジ」の日で、子どもたちと採った春の七草での七草粥や、焼き卵・焼き芋づくりをしました。またコラボ考房プロジェクト団体「鬼ごっこうち」による「スポーツ鬼ごっこ」や、山の急斜面を駆け回る「山おに」というあそび山版鬼ごっこで、学生と子どもたちが思いっきり遊んだ一日でした。

 学生の感想をぜひご覧ください。

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◇農学部1年 岩佐 茜

 今日の活動に参加しようと思った理由は、友人に誘われて七草粥が食べられて、子どもたちとも遊ぶことができるという、とても魅力的な企画だったからです。実際に、今回えんむすび隊として子どもたちと遊んだり、一緒に七草粥を食べたり、あそび山を創った際のお話をうかがったりして、とても勉強になり、充実した一日を送ることができました。

 子どもとのふれ合いの中で気付いたことがあります。一つ目は、やはり私たちが小学生の頃の遊びと、現在の子どもたちの遊びに違いがあるという点です。私の出身が田舎だったことも関係しているかもしれませんが、子どもたちと普段はどんな遊びをしているのか、どんな趣味をもっているのかなどと話をする中で、“今どきの小学生は、こんなゲームも知っているのか!ませているな”という感想を持ちました。

 二つ目は、大人も子どもも一緒になって、全力で遊んでいるということに感動しました。古谷ご夫妻も、保護者としていらっしゃっていたお父さんお母さんも、子どもと一緒になって遊んでいるという様子を見て、親世代から子世代へ、このようにして遊びやルールの存在が伝わっていくのだと思いました。

 三つ目は、子どもが大学生が好きだということに驚きました。なついてくれて嬉しかったです。

 

◇人文学部2年 大平仁美

 今回、あそび山の「わんぱくチャレンジ」に参加して、七草粥を初めて食べたことや、自然の中で遊ぶのは楽しいこと、小さい頃は自然とふれ合うことが大切だということなど、新しいこと、再発見など気づくことが多くて、とても貴重な時間になりました。

 また今回、私が加入している活動団体の「スポーツ鬼ごっこ」もやらせていただく機会をもらい、実際に行い改善点、反省点、良かったところなど、まだまだ不十分なことが分かり良かったです。これが次に生かせるよう、しっかりとフィードバックしたいと思います。

 子どもたちと遊んで、私は小学校高学年から家でゲームとかをしてこもっていたので、外で遊ぶことの楽しさ、学ぶことの多さが感じられていませんでしたが、今日体験することができました。子どもの頃は自然と遊ぶことが大切だという古谷さん夫婦の言葉は、もっともだと感じました。

 このような場がもっと増えれば、高知はもっと元気になっていくのではないかと思いました。

 

◇人文学部留学生 李娜

 今日は高知大学の皆さんと一緒にあそび山に行って、自然と近づいて、子どもたちと一緒にゲームをやったり話をしたり、とても楽しかった。

 私は中国で室内で育てられたので、頭の中で自然や仲間という概念はあまりなくて、でも今日は仲間と一緒に焼き卵を作ったり、焼き芋を焼いたり、とても勉強になった。今後もたくさんの人と仲良くなって、お互いに協力していきたいと思う。遊びも勉強もできる、それは一石二鳥なことだと思う。

 高知大学のえんむすび隊も、すごく学生の立場に立って「皆を一緒に連れて、勉強に行こう」という、おもてなしの心は感心した。今日の思い出は今後も覚えて、人生を頑張りたいと思う。

 

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