自然科学系農学部門 足立真佐雄教授の申請課題が採択

2010年7月30日

 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の次世代バイオ燃料製造技術研究開発プロジェクト公募に高知大学自然科学系農学部門 足立真佐雄教授の申請課題が採択されました。
 本事業は、「クールアース50」における温室効果ガス排出量の大幅削減目標達成に向け、実用化を目標とする技術の研究開発を実施するものです。

 

【申請課題】

 「遺伝子改良型海産珪藻による有用バイオ燃料生産技術開発」

 

【受入部局】

 高知大学教育研究部自然科学系農学部門

 

【受入研究者】

 足立真佐雄教授

 

【研究概要】

 近い将来、化石燃料の枯渇が予想されており、また地球温暖化防止の観点から炭酸ガス排出の抑制・削減が求められています。本研究では、光合成により高効率に炭酸ガスを吸収する微細藻類に注目し、これを用いて食糧生産とも競合しないバイオ燃料生産を目指します。なかでも、豊富に存在する海水中にて増殖する海産微細藻類に注目し、新たに開発した遺伝子操作技術を用いることにより、バイオ燃料生産量を飛躍的に高めた株を創生し、これによるバイオ燃料生産を目指します。本研究開発は、京都大学、東京大学等と共同して、炭酸ガス削減効果による地球温暖化の防止、さらには水圏の環境浄化にも貢献する可能性を秘めた革新的技術開発を目指すものです。

 

【NEDO次世代バイオ燃料製造技術の研究開発を支援(プレスリリース)】

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