大学院黒潮圏総合科学専攻博士課程3年・崔建軍(Cui Jianjun)さんが筆頭著者、黒潮圏科学部門・平岡雅規准教授が責任著者の、黄海で大発生しているアオノリを新亜種とする分類研究の論文が、藻類学の国際雑誌Phycologiaに掲載されました。

2018年9月28日

 近年、本県四万十川河口で採取されるアオノリの収穫量が激減する一方で、黄海中国沿岸では毎年のようにアオノリが大発生して環境問題になっていました。Cuiさんらは、これら日本と中国のアオノリは交雑できる同じ種(スジアオノリ)でありながら、形態や生理的な性質が異なっていることを明らかにし、大発生するスジアオノリを新亜種(Ulva prolifera subspecies qingdaoensis)とすることを提案しました。この内容をまとめた論文「Taxonomic reassessment of Ulva prolifera (Ulvophyceae, Chlorophyta) based on specimens from the type locality and Yellow Sea green tides (タイプ産地と黄海グリーンタイドからの標本に基づくスジアオノリの分類学的再評価)」が、国際藻類学会が発行する学術誌Phycologiaに採択され公表されました。なお、Cuiさん、平岡准教授の他、本学からは理工学部・松井透教授、黒潮圏科学部門・高野義人研究員、大学院黒潮圏総合科学専攻博士課程3年・Alvin MonotillaさんとWenrong Zhuさんも研究に協力し、共著者として名を連ねています。また、新亜種のタイプ標本は高知大学理工学部標本庫に保存されています。

 

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タイプ標本

        タイプ標本

Fig1

              中国のアオノリ


 

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