◆井原賢准教授らによる高知県/高知市における下水疫学の実証事業が、内閣官房「ウィズコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に係る事業企画 下水サーベイランスの活用に関する実証事業」に採択されました

2022年8月22日

 この度、教育研究部自然科学系農学部門 井原賢准教授らによる高知県/高知市における下水疫学の実証事業が、内閣官房「ウィズコロナ時代の実現に向けた主要技術の実証・導入に係る事業企画 下水サーベイランスの活用に関する実証事業」に採択されました。(※参考1)高知大学は、高知県・高知市とともに本事業に参加します。
 本事業は、下水サーベイランス(下水中のウイルスを検査・監視すること)を地域の新型コロナウイルス感染症の対策に役立てるための実証事業です。2022年6月末に全国で20の自治体が採択され、事業がスタートしました。
 これまで井原准教授は、河川や湖沼へ流出した医薬品成分や病原微生物に着目し、ヒトや生態系への被害が顕在化するまえに予防的対策を講じるべく、環境工学だけでなく、生物学、水産学、分子生物学など幅広い分野の研究者と協力し、ヒト及び生態系を守る研究を進めてきました。
 これまで積み重ねてきた知見及び研究成果を活かし、今後の感染症対策における下水サーベイランスの活用が期待されます。

(※参考1)
採択候補一覧について:(三菱総合研究所HP)

 

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