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代表者あいさつ
 
『日本一学びの機会の多い県』を目指す高知県で、
CSTは、子どもと共に、学校・地域と共に活動します。

高知CST養成・活動事業実施委員会
委員長 蒲生 啓司

高知大学と高知県教育委員会は、平成22年度、科学技術振興機構(JST)の公募事業「理数系教員(コア・サイエンス・ティーチャー:CST)養成拠点構築事業」に採択され、高知CST養成・活動プログラムの共同実施を開始しました。平成23年度から受講プログラムを開始し、第1期生のCST(中級および上級)が認定されてから、平成27年度までに57名のCSTが認定されました。CSTという教師集団が、学校や地域の場でいよいよ力を発揮する時がやって来ました。高知県では、一貫して子どもの学力を全国平均に近づけるべく、理科に限らず、様々な取組みがなされてきましたので、CST養成プログラムを創り上げていく段階で、県教育委員会との連携を重視して、県の課題や要請に応え得る授業構成に努めてきました。

高知CSTの養成と活動の主体は、大学院生及び現職教員です。私たちは、このCST養成プログラムを通してどういう人材を養成するのでしょうか:

◆理科に関する専門的知識を有し、理科教育を推進する学校及び地域教育リーダーたる資質を有する人材を養成します。

◆自ら優れた教育実践を行い、それを振り返り主体的に探究し続けることができる人材を養成します。

◆理科教育に必要な観察・実験の仕方を身に付け、問題解決の学習活動に向けた適切な方策を提案できる人材を養成します。


国立教育政策研究所では、「これからの社会に求められる資質・能力を背景とした学校教育目標としての資質・能力目標を『21世紀型能力』として、教育活動の質を高めていく」ことを提言しました。知識・技能だけではなく、それらを習得し活用するために「思考する力」、社会や他者との関わりの中で考えたことを「実践する力」を構想しています。『21世紀型能力』の中核となっているのが「思考力」ですが、私たちの高知CST養成・活動プログラム(カリキュラムポリシー)の中で、身につけるべき力として位置付けています。


CSTには、自身の感性を磨きサイエンスマインドを醸成させると共に、子どもの感性・マインドを育ててほしいと思います。なぜ?という疑問をいつも持ってほしいし、どうすれば?という「創造」をはたらかせてほしいし、創り出していく力を育んでほしいと思います。子どもは、どんな時に「科学」を感じ、「科学的」に考えるのでしょうか。子どもの「科学する心」を育むことがどうして大切なことなのでしょうか。子ども自身が科学する心を育むことが大切なのだと感じ、もっと生活圏に根ざして科学を感じ、考えてほしいと思います。「科学」を実感する場・「科学的」に考える場の中で、正しい知識と問題意識を持って、「考え、行動する」CSTは、まさに子どもと共に考えて生きてほしいと思います。


高知県では、CSTCST受講生が『高知CST協会』を組織しました。CST協会は、理科の授業や科学の話題を中心にネットワークを作り、ああだこうだとざっくばらんに話合い、考え、行動し、学び続ける集団です。一人ではないCST、先生と学生と大学がお互いに関わり合って、仲間意識・理科意識を深めています。全国のCST養成事業を展開している大学・教育委員会と共に、CSTおよび受講生の皆さんと交流を深めましょう。  


 
〒780-8520 高知県高知市曙町2-5-1
国立大学法人 高知大学 学務部学務課内 「高知CST養成センター事務局」 Tel:088-844-8659 E-mail:cst@kochi-u.ac.jp