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CST事業Q&A
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▼ CST事業Q&A ▲ 

 
 Q-1 : CSTとは? 
      ・ CSTは、当該校区内や近隣の学校の教員に対して、研究会や研修を通じた安全で効果的な観察・実験を積極的に行うための知識や技能の指導・助言を行い、理科の指導力を向上させます。
・ CSTは、当該校区内や近隣の学校において、科学的知識についての啓蒙活動を推進します。特に、小学校理科の観察・実験の指導・助言を行い、小学校教員の理科観察・実験指導に対する苦手意識の克服を図り、小学校理科の指導力を向上させます。
・ CSTは、近隣の自然科学関連施設や博物館等を活用したり、地域の自然環境や 文化的特性を活かす教材を開発する理科の学習指導を提案、指導・助言したり、児童・生徒が科学的知識をより身近なものと捉える理科教育を推進します。

 Q-2 : どうしてCSTなのか? 
  ・ CST養成プログラムは、大学院生の理科教員養成と、現職教員の理科教育研修のための特別教育プログラムとして、大学と教育委員会が共同・連携・合意の下に提案された。
 とりわけ教員養成に関わる中教審答申(2012年)を受けて、

 1.教員養成の修士レベル化に対応した理科教員養成カリキュラムであること:

   修士課程からCSTプログラムを受講する意義

 2.県教委との共同・連携・合意で提案したプログラムであること:

  @ 県の理科教育指導力向上を目的とした教員研修に応える。
     A 大学―県教委―小中学校(CST拠点校)間の連携の下に進める。

 3.教育・教員の質的向上に向けた対応になっていること:

     @ 現行の学部カリキュラムでは対応できないプログラム

     A 『子どもの学力』をつける授業実践の授業内容

 4.現場との関わりを含んでいること:

  @ 企業での研修:産学協働

     A 地域資源・人材等の活用

     B 大学間(工科大学・県立大学)の連携

     C 先輩(退職管理職)からの伝承・・・学校とのパイプ役

   をCSTプログラムに盛り込んでいる。

 Q-3 : 何故こうした取組みを行っているのか?
  ・ この授業では、現職教員(CST及びCST受講生)と共に受講するため、大学院生受講生は、現場サイドの視点で「観察」し、また授業実践での問題点や課題を適切に指摘される。
・ その際、豊富な授業経験と授業指導経験に基づいて、理科を熟知し子どもの視点を基本に据えた担当教員による指導・助言が、何よりも大きな役割を果たしている。

 Q-4 : 何故大学院生なのか?
  ・ 大学院生は、「理科授業研究」の授業(@授業観察、A指導案作成、B事前研究、C授業実践、D事後研究等)で授業力を身につけ、「問題解決型」授業実践の実現を目指している。
・ 基礎免許を有する者が、教職専門性を身につけていく過程で、理科教育に関わる観察・実験力、専門性と共に、実践力(=授業を作っていく力)を身につけるためには、大学院生が適している。
・ 受講の段階で、通常授業・講義では得られない、1)学校現場での受講、2)県内 教育機関での受講(観察・実験含む)、3)県内研究機関及び企業(ものづくり)現 場での受講を通じて、教育者としての自覚を深める、地域人材・資源の連携・活 用の仕方を知ると共に、自らの研究心・探究心を駆り立て、発見と課題解決の喜びを知ることができる。

 Q-5 : CSTプログラムが実施している授業研究中心の授業とは何か?
  ・ CST受講プログラムの中では、事前研究+研究授業+事後研究の形態になっており、時間をかけた協議、検討を行っている。院生は、指導案作成についての指導・ 助言を受け、修正を繰返しながら授業に臨む。

・ CST活動として、CSTが授業者となって校内研や市町教研等で実施される。 参加者は、授業者、校内教員、地区教員、CST、県教育委員会指導主事及び大学教員であり、活発な意見交換・協議が行われる。

 Q-6 : CSTプログラムの実施にあたっての様々な連携形態とは何か?
  授業や教材研究に関わって、高知の人材・資源を活用し、かつ様々な教育研究機関との組織的連携を図ることによって、CSTが地域に根付き活動することと、CSTプログラムが理科教育のスタンダードとして構築されること(地域教育コンソーシアムの一翼を担うこと):

<高知大学と高知県教育委員会との連携>

  相互イニシアチブをとり、高知の実質的な理科教育力の向上を図る。

<高知大学内での連携>

  教育学部・理工学部・農林海洋科学部・医学部、教育学専攻・理学専攻・農学専攻の連携により、専門性の活用、学生への広報活動の円滑化を図る。

<高知県教育委員会内での連携>

  県教育センター・市町教委・CST拠点校の連携により、受講生の確保、CST拠点校の充実、養成プログラムへの県教育センターの活用

<高知県内教育研究機関・民間企業・NPO法人との連携>

  社会的かつ研究の観点から、理科教育の実践を捉え直す機会の提供

Q-7 : CST事業が展開されたことで何か変わったか? 
  @ 理科に関する研修会,観察・実験講習会の開催数が飛躍的に増加した。

   ・ 授業研修会(公開研究授業とその協議を含む)

   ・ 観察・実験講習会(実技,演習,フィールドワーク等を含む)

   ・ 『高知県理科教育研究大会』をはじめ、高知県科学教育研究会の主催する理科教育関連行事の企画・運営に多くのCSTが関わっている。

A CSTによる地域活動

 ・ 高知県科学教育研究大会においては、CSTのみならずプログラム受講生(現職教員)の多数が運営・実施計画に携わり、研究助言にあたる等、CSTが大きな役割を果たしている。

  ・CSTの在籍する中学校の科学クラブによるコンテスト等への入賞、受賞、全国大会への出場などが増加している。

 Q-8 : 高知CSTの認定者数は?
プログラム 認定者
学校種
小学校 中学校
上級CST 9名
6名 3名
中級CST 42名
14名 28名
初級CST 37名
18名 19名
合計 88名
38名 50名
(平成29年度末まで)

 Q-9 : CST受講生(大学院生)のインセンティブは?
   初級CSTに認定された者は、高知県の教員採用試験時の加点制度の対象(ただし現状は大学院修了後の教員採用試験から有効)となります。合格後は教員として、自ら優れた教育実践・教材開発を行い、研修会・研究会での補助活動を行うことで、地域の小・中学校教員として、理科の指導力と教育力の向上に努めます。 
   
   
〒780-8520 高知県高知市曙町2-5-1
国立大学法人 高知大学 学務部学務課内 「高知CST養成センター事務局」 Tel:088-844-8659 E-mail:cst@kochi-u.ac.jp