医学生・研修医の方へ

VOICE入局者・女性医師の声

整形外科は男性医師の多い診療科のひとつです。大工作業のような力仕事の印象が強く女子学生や女性医師が敬遠するのかもしれません。しかし、整形外科がカバーする領域は非常に幅広く、女性ならではの細やかで丁寧な仕事が求められる場面が多々あります。また、何といっても整形外科を訪れる患者さんの多くは女性であり、女性医師のニーズは他の診療科以上のものがあります。

「女医さんでよかった!」と患者さんから言ってもらえるような整形女医になってみませんか?

高知大学医学部整形外科では、女性医師がライフワークバランスを保ちながら一人前の整形外科医になれるよう最大限のサポートをいたします。個別の事情に応じて夜間コールや当直業務などの免除、パートタイムあるいはフレックスタイム制の導入も可能です。病院敷地内には託児所が併設されており、育児中でも安心して仕事ができる環境が整っています。また、専門医の取得はもちろんのこと、国内・海外留学なども積極的に勧めています。専門性を高めてキャリアアップを図りたい教室員には平等に機会を提供しています。これまでに当教室で研修をうけた女性医師たちもそれぞれ大活躍をしており、ロールモデルになると思います。整形外科に少しでも興味があれば、是非彼女たちに直接話を聞いてみてください。

整形外科教授 池内昌彦

H28年度再入局 濵口 理沙

はじめまして。2007年に高知大学卒業後、2016年に他大学から再入局しました濵口理沙と申します。整形外科はいつの時代も人気な科ですが、やはり女性医師がまだまだ少ないので、今回は女性の方に特にメッセージを送りたいと思います。

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2020年現在、私は高知大学整形外科の非常勤として大学病院に週3日勤務し、残り3日はクリニックで働いています。大学病院では手術に助手として参加できることはもちろん、多くのスタッフと交流でき最新の情報を得られます。また症例数が豊富なので、キャリアが途中で中断していた私は、専門医取得の際に大変助かりました。一方、クリニックでは一日中外来で、整形外科の様々な疾患を経験でき、初診からの経過を細かくフォローできます。4歳&1歳の2人娘を抱えながら2年前にやっとの思いで専門医を取得した身にとっては、2つの職場の行き来は毎日が勉強で充実しています。

学生の時、整形は患者さんもスタッフも明るく前向きなイメージで、外科医に対して憧れもあり、あまり深く考えずに整形入局を決めました。入局した頃は、さっさと専門医を取得しバリバリ執刀する自分の姿を夢想していましたが、妊娠&出産で専門医の取得が遅れた上に今の私の仕事状況は当時思い描いた姿とはずいぶんかけ離れています。ただ、メスを握らなくても意外に働ける場所はあると実感しています。整形外科は分野が広く、外来も大事な業務です。これは5年前にクリニック勤務を始めてから知りました。外来でじっくり患者さんの話を傾聴し、“男の先生より話しやすい”と言われた時には思わず小躍りしたくなります。整形外科が女性医師から敬遠される理由として、手術で時間的拘束が長い、骨折の手術は大工さんで男性の仕事といったイメージが先行していることが考えられますが、外来なら勤務時間がある程度予想しやすく、ママさんをはじめとした女性医師も働きやすいと思います。

私も母親になるまで考えたこともなかったですが、今後もママさん整形外科医として長くやっていく為に男性整形外科医とはまた違う働き方を目下模索中です。そのうちの一つとして、大学ではRA外来を担当することになり、RA専門医取得という新しい目標を掲げ動き始めました。未だ執刀ということに対する強い憧れはありますが、今はまず外来業務の修行を優先し、外来診療のエキスパートとして活躍できるように頑張りたいです。

偉そうなことを言いながら、カンファレンスや手術の途中であっても、ある時間になると帰るようにしています。医局で現在働いている女性は私だけなので、途中退出する仲間はいません。今優先すべきことは何かと自分に言い聞かせ、仕方ないと割り切っています。娘達が成長して手がかからなくなればこの状況も少しは変わるのではと期待しつつ。医局の皆様や同業者の夫の理解もあり、その上実家の母の助けもあり、と恵まれた環境にいるため働けていることに日々感謝しています。

長くなりましたが、医師という仕事は一生ものなので、興味のある分野に進むべきです。今は女性もかなり働きやすい時代になってきたので、あれこれ心配事はあっても何とかなるものです。悩んでいる方の参考になればと、私の気持ちを述べさせていただきました。整形外科を考えている女性の皆様、自分の気持ちを尊重して飛び込んできてください!

H15年度入局 鉄永 倫子

高知大学整形外科平成15年入局の鉄永倫子と申します。高知で生まれ育ちそして、学び、高知の地で医者となりました。

高知大学の学生時代に祖母が変形している膝が痛いと言っている姿を見たこと、また、腰痛や膝痛で悩まれている人が非常に多いことを知り整形外科を志しました。

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学生時代には、リハビリテーション部におられた川上現臨床教授、石田准教授が野球検診、香北町検診に連れて行って下さり、整形外科の分野の広さ、フィールドワークを教えていただきました。また、現在愛知医科大学学際的痛みセンターの牛田教授が、整形外科でありながら痛みの診療・研究を積極的にされており、f-MRIの研究の被験者をする中で、研究の精神を教えていただきました。

学生時代に整形外科の先生方と貴重な経験をさせていただき、迷わず高知大学整形外科に入局しました。

入局当時医局で1人の女医でしたが、とても優しい秘書さん方や学生時代から変わらず接して下さった医局の先生方に支えられ、のびのびと研修を積むことが出来ました。

現在その当時の経験を生かし、運動器の痛みでお困りの方々の集学的診療や脊椎の手術を中心に臨床・研究に邁進しております。

卒後6年目で結婚し、現在4歳、5歳のわんぱくな男の子の育児をしながら常勤で勤務をしております。

育児と仕事の両立は大変と思われるかもしれませんが、時代は変わり、男性の育児参加、こども園の新設による幼保一体の保育、また、何よりも周りの方々の理解が得られるようになっております。

母親がやりたいことをやりながら、育児を行うことは、母親の情緒を安定させ、子供たちにもきっとその気持ちが伝わっていると信じております。

一人でも多くの女医さん方にいろいろなニーズに対応している整形外科の分野に興味をもっていただけましたら幸いです。

H12年度入局 三宮 奈穂

こんにちは。2000年高知医大卒業、整形外科入局の三宮奈穂です。 専門は小児整形です。既婚、子供3人です。

最初の子供の時の産休、育休はたまたま夫の転勤と重なり、高知を離れざるを得なかったため、2年間も取らせてもらいました。卒後数年という、医師として成長のできる大事な時期に休んでしまいましたが、今から思うと、親として人間としてかなり成長させてもらったとてもとても幸せで貴重な時間でした。

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その後、帰高し仕事にフルタイムで復帰した時は生活に慣れるまで、大変でした。私は高知県外出身で、頼れるのは夫の両親だけでした。保育園の迎えに行ってもらい、晩御飯を夫の実家で食べさせてもらい、そこへ私が迎えに行き、子供を連れて帰ってお風呂に入れて、寝かせてから家事をするという毎日。夫は通勤時間1時間半くらいかかる所での勤務でしたので、子供を寝かしつけてから帰ってきて、起きる前に出勤する毎日。

しかし、子供が熱を出した時は、仕事を休んで看病することができました。それは、子供専門の職場ということもあるのかもしれませんが、職員(医師や看護師など)の理解があり、「今は子育てを第一に考えよ。子供にとっての母親は1人だけで!患者にとっての医師は1人だけじゃないで。」と言ってもらえたおかげでした。本当に感謝、感謝です。

整形外科医としてのキャリアを積むためには、小児の職場にずっといてはダメだと言われ、一般整形外科の病院に転勤になったのですが、数か月で2人目妊娠。

産休に入ると同時に退職させてもらいました。退職後、産まれる前日まで小児整形の元の職場で先天性内反足などの比較的稀な症例がある時に呼んで頂き、ギプス巻きなどを学ばせてもらいました。産まれてからも、勉強になる稀な症例がある時は呼んでいただき、赤ん坊をおんぶして勉強させていただきました。

そして、1年半後に3人目出産。産後1年間は時々呼んで頂き、勉強させてもらうスタイルでしたが、その後、週3日の勤務を2年間続け、3人目の子が3歳になる時にフルタイムで復帰しました。その頃には、家事、育児にも慣れ、夫の両親に頼ることはありませんでした。夫も近くに転勤し、家事など色々と協力してくれています。

こうして振り返ってみると、たくさんの人に助けてもらって、今の自分がある事に気づかされます。女性医師が子育てしながらキャリアを積むことは簡単なことではないと思います。

仕事は大事ですが、子育てを人任せにし過ぎたら子供が情緒不安定になり、育てにくさが出てくるし、子育てのみに集中してしまうのももったいない。仕事と子育てのバランスが重要です。

整形外科には、女性医師がまだ少ないので、逆に働き方の選択肢(可能性)があると思います。

先人の作った道が少ない分、切り開いていける所が沢山あります。私の歩んできた道を紹介しましたが、まだまだ色々な働き方があると思います。

もしも、入局を悩んでいる女性医師の方がいましたら、どうぞ整形外科の医局に相談に来てください。一緒に色々な道を作りましょう。

H9年度入局 長谷川 亜弓

女子学生の皆さん、こんにちは。

ここをご覧になっているということは、整形外科に興味をお持ちのことと思います。

卒業して十数年、整形外科の道を進んできたひとりの女性医師として、整形外科のやりがいや楽しさなどをお伝えしたいと思います。

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整形外科は圧倒的に男性が多い医局で、どちらかというと「体育会系」として知られています。確かに、スポーツやアウトドアが好きで体力もある先生方が多いですが、その分明るくてさわやかな雰囲気の医局です。これは大学でも関連病院などでも、そして現在勤務している関東の病院でも、ほぼ同じような雰囲気です。私も学生時代は水泳に打ち込んでいましたが、整形外科に入ってみると、必ずしもスポーツをしていた女医さんだけではないこともわかりました。


整形外科、というのはご存知のとおり運動器全般を扱い、骨折や神経障害、腫瘍や骨代謝など扱う範囲が非常に広い科でもあります。その中では、ジェネラリストとして全身をくまなく広く深く診察し、かかりつけの整形外科医として身近な骨折や腱鞘炎などの手術を行うことも出来ますし、スペシャリストとして専門分野について精密な診察や治療、そして研究にあたり、手術では名人技を取得することにより患者さんの痛みや苦痛を和らげることもできます。女性医師として、自分のライフスタイルに合わせてどちらの道に進むことも可能だと思います。

いずれにしても、これらの診断や治療、研究においては「緻密さ」や「正確さ」そして「根気」が必要です。これらは、粘り強くコツコツと仕事をする女性に合っている内容ではないでしょうか。

また、働き方としても様々な選択肢があります。オペをバリバリやりたい先生は救急病院で働き、研究や専門性を高めたいなら大学病院や研究の出来る病院、そして子育てや家庭の事情で当直やオンコールのある勤務が難しいなら、クリニックでの外来中心の仕事など、選択肢はたくさんあります。今は託児所が併設されている病院も増え、キャリアを中断せずに仕事や研究が続けられる環境が整ってきています。

その中で私が一番大事だと思うのは、まず最初の数年は臨床の基礎をしっかりと学ぶことです。そのためには真に研修医のことを考え、系統だてて臨床研修を行っている機関を選ぶことが重要になると思います。

この点において、私が心より感謝しているのは、高知大学付属病院や関連病院での数年間で臨床の基礎をしっかりと学ばせていただいたことです。大学や公立病院では、大きなオペや様々な検査の方法や手順を学んだり、先輩の先生方の研究や学会発表などをカンファレンスで見聞きすることで最先端の研究や治療を知ることができます。また、外来中心の関連病院では、各疾患の診察方法を一から教えていただき、診断がつかない患者さんについてはそのたびに上司の先生の教えを請うという、まさに「手取り足取り」教えていただきました。

今日の診療が出来ているのは高知大学で研修させていただいたからであり、東京で勤務している今も高知で研修させていただいた日々には本当に感謝しており、高知は「心のふるさと」でもあります。

進路を迷っている学生さん、整形外科の扉をたたいてみませんか? お待ちしています。

R5年度入局 桑原 俊樹

初めまして、新入局員の桑原俊樹です。高知学芸高校、高知大学卒、高知赤十字病院で初期研修を終え大学に帰ってきました。医師3年目、整形外科としては1年目でありまだまだ分からないことだらけですが、先輩や心強い同期のサポートのもと日々勉強させていただいております。

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整形外科の魅力は何といっても患者様のQOL向上に直接携われるところだと思います。患者様からお礼を言って頂いたり、笑顔を見たときの満足感は冥利に尽きるものがあります。また、仕事とプライベートとのオンオフもしっかりしていて私自身とても充実した生活を送れています。最近では毎年継続して入局者もおり、活気にあふれた楽しい先生方もたくさんです。SNSも活発に更新しているので、少しでも整形外科に興味のある方は、ぜひ一度チェックしてみてください。医局説明会や歓迎会も随時参加募集をしているのでどなたでもお越しください。お待ちしております。

R5年度入局 塩見 真章

この度高知大学整形外科学講座に入局しました、塩見真章と申します。生まれも育ちも高知の生粋の高知県民です。高知大学医学部を卒業しました。

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患者さんのQOLを大きく改善させる仕事に魅力を感じ、整形外科に入局しました。日々分からないことばかりで、勉強するごとに整形外科学の広さや奥深さを感じ、途方に暮れそうになっている毎日です。患者さん1人1人の診療を大切に、一歩一歩成長して先輩方のようなカッコいい医師に少しでも近づきたいと思っております。今後とも先生方の御指導のもと、精進していきたいと思います。未熟な私ですがよろしくお願いいたします。

H25年度入局 高谷 将悟

私は岡山県出身で高知大学医学部に入学し6年間を高知で過ごしました。卒業後は高知大学医学部附属病院で2年間の研修後に、当教室に入局しました。

現在は整形外科2年目で須崎くろしお病院で勤務しています。 もともと運動部に所属し、整形外科にはお世話になることも多く、運動器に興味を持っていたこともありますが、医局の雰囲気もよく、改めて勉強してみると面白い分野だなぁと思い、この医局で頑張ってみようと入局を決めました。

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整形外科ではADLに直結する運動器を取り扱います。私は将来的にリハビリを志そうと考えていますが、手術を受けることでのメリットやデメリット、術後の望まれる機能回復などを勉強し、保存治療の限界をしっかり理解した上で、リハビリ医になりたいと考えています。入局してから何度も学会発表させていただき、論文の提出や国際学会にも行かせてもらいました。現在は外傷を中心として診療に携わり、手術も徐々に執刀させてもらえるようになってきました。どちらかというと血を見るのは苦手で、手術もできるなら、執刀を控えたい…などと考えることもありましたが、患者さんのADL維持向上のため、日々頑張っています。やる気さえあれば、学会発表、手術、研究などいろんなことに手を出せるなぁと実感しています。それも医局の諸先輩方に支えられてのことですので、これからも頑張っていこうと思います。

若干消極的な私でも何とかなります。こんな医局での研修も素敵だと思います。私は初期研修で整形外科を回ったのが入局の決め手となりました。興味のある方は、一度見学に来てみてください。

H22年度入局 杉村 夏樹

僕は埼玉で中学、高校、浪人を過ごし、受験の結果高知大学医学部に入学しました。大学生時代の6年間で高知が好きになり、そのまま初期臨床研修を高知県の西の最果て幡多けんみん病院で研修をしました。そこでお世話になった先生がたの勧めで高知大学整形外科入局を決めました。

ポイントは、「高知で高知のために医療をするなら、それは高知大学以外に考えられないだろう」ということです。整形外科を志したのは、元々体育会系出身でスポーツが好きだったから、という月並みな理由です。

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大学に入局して1年が経ちますが、総じて点数をつけるなら90点位でしょうか。これは手前味噌ですが、かなり楽しくやらせてもらっています。 まず、仕事とプライベートのバランスが結構いいことです。僕は比較的多趣味でいっぱいやりたいことがあります。自然で遊ぶのが大好きなので晴れた日は外に出て行きたくなります。

小さいころからサッカー、大学からはフットサルをやっていたので、それも続けいていきたい・・・。果たして医者という過労死が普通にでるような仕事で可能なのか・・・?結論からいえば、学生の頃ほどではないにせよ、可能です。今のペースとしては、月に1回以上海に通い、週に1回前後のペースでフットサルもしています。自分的には満足です。

そしてもう一つ満足していることは、やりたい仕事をやらせてもらっていることです。ぼくはスポーツありきの整形外科医なので関節外科をしたいと考えています。この一年僕は膝チームで、(一般整形外科の勉強もしながら)膝の症例を多く受持ち多くの手術に参加させてもらいました。さらに、膝チームでは「レジデントに一つ研究課題を与えて、一通りの研究をまとめさせる」という方針がありまして、僕もやらせてもらいました。最初は研究というものに不安を覚えたものでしたが、やってみるとやってみたらで面白いもので全国学会にも発表出来るところまで持って行けました。

来年は英語論文で海外雑誌に出す予定です。


また大学の医局に対して、一般的に言われているイメージは「給料少ない」「忙しい」「面倒くさい」「症例少ない」といったところですが、まぁ、否定はしませんがちょっと言い過ぎな感がします。というのは、1年間やってみて、言うほどそれらがストレスにならないからです。お金も他病院と比較してそれほど酷い額ではありません。忙しいと言っても上記のとおり結構遊べています。確かに面倒くさい仕事は比較的多いですが、よくいわれる酷い雑用は昔の話で、今はかなりましなようですし、これからはもっと良くなるでしょう。症例に関しては大学でしかできない症例が多いので一例一例を大切にするという意味で症例が少ない、とは思いません。お金が大好きな人には向いていないと思いますが、そうでなければ大きな問題ではないように思われます。

それよりも、大学には大学にしかないものが多くあります。有体にいえば、「教育」と「研究」です。それらは確かにあまりお金にはなりませんが、夢があります。僕は元気を貰えます。僕は入局する前にはそのことに気づいていませんでした。さっき書いたネガティブ・イメージから逃避が幸せへの近道と考えていました。あれはちょっと逃げ腰過ぎたな、と反省しています。やっぱり、人生、多少の逆境は乗り越えて夢を持たなきゃ、叶えなきゃ、と今は思えます。


僕たちと一緒に高知県で整形外科医として活躍したい人は是非一度ご連絡ください。

いつでもだれでも大歓迎です。

H21年度入局 阿漕 孝治

私は、大分大学医学部を卒業後、高知大学医学部附属病院で2年間研修後に、当教室に入局しました。現在は、幡多けんみん病院で勤務しています。諸先輩方が温かく、仕事も一生懸命、仕事後の遊びも一生懸命であり、この医局で頑張ってみよう思い、入局を決意しました。

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整形外科は外科系であるため、なんと言っても手術の技術が必要とされます。まだまだ、整形外科医として、未熟な私ですが、仕事は自分の志とやる気さえあれば、諸先輩方の指導の下、どんどん手術を執刀させてもらえます。整形外科医になってまだ、2年半ですが、小手術も含めたら100例以上は執刀させてもらったと思います。助手で10件の手術に入るよりも1件の手術を執刀する方が、はやり、身につきます。外科医として、技術の鍛錬を積むことができる環境にあることはとても魅力的であると思います。また、学会発表や研究もやる気さえあれば、1年目から積極的に行うことができ、私は、初めての学会発表で奨励賞もいただくこともできました。現在は、苦労しながらではありますが、英語論文を投稿しています。勉強すればするだけ仕事に反映できるので、やりがいもあります。

仕事だけでなく、高知という土地柄もあって、仕事の後の飲み会にもみんなでよく出かけます。高知のおいしい魚をたべながら、リフレッシュし、また、仕事を頑張るという感じです。


少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一度見学に来てください。

一緒に、仕事に遊びに一生懸命になれる方、大歓迎です。