台湾政府は、2019年から「地方創生」に取り組んでおり、台湾の大学など高等教育機関は、地域課題解決への積極的な関与が求められています。2023年現在、100以上の大学が台湾教育部が主催する地方創生事業（USR事業）に取り組んでいます。

　このたび、台湾中部雲林県にある国立雲林科技大学から、USR事業に取り組む10名の学者・地域実践者が高知大学を訪問しました。視察では、高知大学との連携が進む安田町集落活動センター、同町(株)東京映画社、馬路村農業協同組合を訪問し、過疎高齢化社会における「地方創生」と大学連携について意見交換を行いました。