公開日 2026年3月9日
高知大学では2026年1月19日から2月24日にかけて、国際研修「持続性と強靭性の確保のための防災(島嶼国)」を日本政府の国際協力の一環としてJICA(国際協力機構)と連携して実施しました。研修には日本と同様に自然災害の多い大洋州、アジアの島嶼国から防災担当行政官など3ヵ国5名が参加しました。また、高知大生もインターンシップ、講義の聴講などにより参加し、各国の行政官との共修の機会を持ちました。
本研修では、防災分野の課題解決先進県である高知県他で行われている産官学による様々な防災・減災対策等を学ぶため、高知大学、高知県、国土交通省、高知地方気象台、高知市、黒潮町、更には、京都大学、沖縄県、石垣市、琉球大学、防災関連民間企業の皆様に、それぞれの取り組みについて講義、視察、実地体験や避難訓練への参加などを通じて紹介を行って頂きました。
また、参加各国で適用可能な防災技術や対策等について研修員間で意見交換を行い、研修で学んだことを自国の具体的な防災対策に繋げるためのアクションプランを作成し、今後の各国の課題解決に資する具体的な取り組み計画を策定しました。
併せて、高知国際高校の生徒との交流も行い、教育現場での防災の取り組みを学びつつ各国の紹介を行いました。
研修後、参加者を対象に行ったアンケート結果によると、参加者全員が高知県での学びは各国の防災行政に大変役に立つと回答し、研修の講師の皆さんに感謝しつつ帰国しました。
気候変動などの影響もあり、自然災害は世界で激甚化・頻発化しています。高知大学では、本研修を通じて高知県の優れた防災・減災対策を世界の国々と共有することにより、自然災害による犠牲者を一人でも多く減らしSDGsの実現に貢献していきます。