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高知大学 研究拠点プロジェクト (第V期)

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メンバーmember

藤原 拓 (Taku FUJIWARA) --- Project leader

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専門は水環境工学。特に水環境保全と価値創造を同時に実現する新たな下水道システムの開発や農業地域の資源循環システムの研究を行なっている。プロジェクトでは、消費エネルギーの大幅削減を実現する革新的な造水技術・廃水処理技術の開発や、農業系廃棄物から付加価値を創出する「カスケード型資源循環システム」の構築を行なう。実用化を見据えた基礎研究を行うことにより、地域に役立つ学術的研究を目指している。

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足立 亨介 (Kohsuke ADACHI)

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専門分野は比較生化学、水圏生物工学です。水の周りに棲む主に無脊椎動物の特徴的な性質を物質の立場から考察し、我々の生活に活用させていければ、特に研究分野にこだわりはありません。元々はインドアの研究がメインですが、プロジェクト内ではタイのマングローブに出て、カニが物質循環(主に炭素循環)に与える影響を軸に生態の循環システムに取り組んでいきたく思います。


池島 耕 (Kou IKEJIMA)

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専門は水圏生態学,沿岸環境学。内湾やマングローブ域など,沿岸生態系に生息する魚類や甲殻類の生態を,人為的な環境改変の影響にも注目しながら研究してきた。プロジェクトでは,沿岸生態系の物質循環と資源利用への需要を踏まえた新たな持続的利用モデル構築を目指し,マングローブ林を対象に,間伐などの木材利用が,カニを介した食物連鎖,物質循環に及ぼす影響を調べ,地域住民の資源利用への需要にも答える持続的な利用法を探る。


市浦 英明 (Hideaki ICHIURA)

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専門は、紙・パルプ。特に機能紙およびセルロース科学。プロジェクトでは、水環境浄化に適した新しい機能紙開発、廃棄物バイオマス循環利用、マングローブ林のセルロース循環を担当する。セルロースを軸に本プロジェクトでは研究を進め、水バイオマス循環システム構築への貢献を目指す。専門は、紙・パルプ。特に機能紙およびセルロース科学。プロジェクトでは、水環境浄化に適した新しい機能紙開発、廃棄物バイオマス循環利用、マングローブ林のセルロース循環を担当する。セルロースを軸に本プロジェクトでは研究を進め、水バイオマス循環システム構築への貢献を目指す。

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市栄 智明 (Tomoaki ICHIE)

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専門は森林生態学、樹木生理生態学。日本や東南アジアの様々な森林植生において、樹木の成長や繁殖、各種ストレスに対する応答メカニズムに関する研究を行っている。プロジェクトでは、森林を構成する多様な樹種の中から、主に優占種の環境に対する可塑性を定量的に評価するとともに、気候変動や人為的な環境改変が樹木の生理機能や森林生態系の物質循環に及ぼす影響を評価する研究に取り組む。

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齋 幸治 (Koji SAI)

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専門分野は環境水理学、水資源工学。湖沼や河川、海洋沿岸域といった水圏環境の動態解析を主な研究の柱として、環境悪化の原因メカニズムの解明や、地球温暖化といった気象変動による水圏の環境変動・生態系への影響等について解析を行っている。プロジェクトでは、貴重な水産資源・バイオマス生産の場である内湾の環境を脅かす赤潮発生現象に対して、環境水理学の観点から、その発生機構の究明および発生予測・防除策の提案を目指す。

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佐藤 周之 (Shushi SATO)

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専門は農業土木学,コンクリート工学。農業,生活,生態系に必要な水資源を利用するためのインフラ整備技術を専門に研究する一方で,水環境(沿岸海域を含む)の生態系,再生可能エネルギー,地域活性などにも取り組む。広くみると,地域の資源を活用した持続可能な社会の構築を目指しており,対象とする地域は国内外の田舎,農村,中山間地域である。プロジェクトでは,広い視点から地域の水・バイオマス資源利用の高度化,持続可能な社会の構築への貢献を目標とする。

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張  浩 (Hao ZHANG)

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専門分野は土砂水理学、防災工学。流域における防災減災と環境整備の融合を念頭に、現地観測・調査、室内実験、数値解析のあらゆる面から水理・流砂現象にアプローチし、それらの発生メカニズムを解明した上、内外水氾濫・土砂災害の防止・軽減や河川・海岸環境整備に役立つ方法・技術の構築を目指しています。本プロジェクトにおいては、質と量の両面から新たな都市の水管理システムの開発と実装及び農業濁水による河川水質汚濁の現状評価と緩和策に関する研究を実施しています。

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堀 美菜 (Mina HORI)

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専門は、漁村社会論、水産開発論。カンボジアの漁業者の生活と水産資源管理の仕組みや漁業制度、タイ漁村のエコツーリズムについて研究しています。本プロジェクトでは、水バイオマス資源利用の生態学的、工学的なアプローチに対し、地域住民による資源利用のニーズや実態及び管理方法を調べるなど文化的、社会的な視点を加えることで、より地域住民の生活を重視した新たな持続利用モデルの構築を目指します。


松岡 真如 (Masayuki MATSUOKA)

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専門は地理情報科学。特にリモートセンシングや地理情報システムを用いて、土地被覆解析や森林モニタリングを行なっている。プロジェクトでは「対象地域の地理情報システムの構築と水・バイオマス循環システムの広域展開」を担当。衛星データや写真測量技術を用いて、現地で得られた結果を広域に適用するための手法について研究を行なう。地域に役立つ地理情報科学の実践を目指す。

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山口 晴生 (Haruo YAMAGUCHI)

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専門は水圏基礎生態学,微細藻類学。温暖域に位置する西日本ならびにアジア諸国の沿岸域では,魚介類を死に至らしめる赤潮が多発しており,生物生産システムの機能不全を引き起こしている。このプロジェクトでは,「赤潮の巣」とも称される高知県沿岸域にて,未だ謎に包まれた赤潮発生機構の全容解明に取り組む。その機構に基づくことで,実効性に富んだ赤潮防除策を構築し,沿岸生物生産システムの保全に貢献する。

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information

革新的な水・バイオマス循環システムの構築

〒783-8502
高知県南国市物部乙200 高知大学・農林海洋科学部
TEL.088-864-5114
FAX.088-864-5200