入局のきっかけとなったのは学生の頃に実習で内視鏡の見学をしたことです。拡大内視鏡では病理学的診断に迫るほど詳細な観察や診断ができることに興味が湧き、その後も初期研修などで内視鏡の見学や鎮静の胃カメラに触れることで、内視鏡医になりたいと考えるようになりました。ただ、消化器内科と言っても消化管領域のみならず胆膵領域も肝臓領域もあり、それらについても幅広く知識を身につけたいという考えから第一内科に入局することになりました。

入局後約2年間は大学で勤務し、3年目の7月からは幡多けんみん病院で勉強しております。勤める病院が変わると診る疾患もがらっと変わるもので、まだまだ学ぶことはたくさんあります。治療方針や内視鏡の技術などで苦戦することもありますが、上級医の先生方がその都度指導してくださるおかげで、充実した毎日を過ごすことが出来ています。

最近はセミナーなどで学生さんや初期研修医の先生方が内視鏡に触れる機会が多くありますので興味がある方は是非参加してみてください。お待ちしております。

私は2015年に高知大学を卒業し、市中病院での初期研修を経て2017年に入局しました。

消化器内科を志望したのは、手技を身につけられることや、緊急の処置から慢性期までいろいろな疾患に関われるところが魅力だと感じたからです。当科は各分野に於いて経験豊富な先生方がおり、ともに働くことで学べることがたくさんあると思います。 大学病院は重症例も多く、その分苦労も多いのですが、少しでも患者さんの力になれたと思えたときにはやりがいを感じます。

現在は育児中で、育休からの復帰後はなかなか仕事のペースがつかめず悩むこともありましたが、医局の先生方にいろいろと相談に乗っていただきながら自分に合った働き方を模索しているところです。

私は2014年に高知大学を卒業し、色々経て今年度に入局、という少し特殊な経歴をもっています。

大学を卒業後、初期研修は高知大学と近森病院のたすき掛けプログラムで行い、その後は近森病院消化器内科で1年間勤務したあと、秋田赤十字病院消化器センターで1年間内視鏡診断を学びました。その後、再度近森病院で勤務したあと、2022年からは昭和医科大学横浜市北部病院で3年間、内視鏡の経験を積んできました。
そして今年、高知県に帰るにあたり、元々勤務していた近森病院へ帰るという選択肢もありましたが、高知県の医療は大学病院を中心として盛り上げるべきだと常日頃から思っていたこともあり、このタイミングでの入局を決めました。
ずっと市中病院で働いていたこともあり、扱う疾患も全然違っていたりして、中堅と呼ばれる年数になってもまだまだ学ばないといけないことばかりだと日々痛感しています。

それでも、母校で働けることの楽しさを日々感じています。他科に同級生、先輩や後輩がいることの心強さ。学生の頃に見かけた、バリバリ働く姿がかっこよかった各科の先生方のように自分がなれているとは到底思えませんが、実習で来る医学生に少しでもかっこいいと思ってもらえるように頑張ろう、と思えることも大学病院で勤務する醍醐味かと思います。 消化器内科の魅力は、消化管、肝臓、胆膵と多岐にわたる疾患を扱い、手技もあれば内科的な要素もあり、どこかしらにきっと興味が持てるところだと思います。
実際に私も内視鏡という手技に惹かれて消化器内科へ興味を持ちました。

きっかけは何でもいいと思うので、少しでも興味があれば気軽に見学など来ていただければと思います！

入局しようと思ったきっかけは研修医のとき内視鏡をたくさん経験させていただいたことです。それまで内視鏡をした経験がなく難しいものだと思っていました。しかし上級医の先生たちが丁寧に指導してくださり、当初よりは動かせるようになりました。高知大学では毎日内視鏡検査がありすぐに上達すること間違いなしだと思います。研修期間だけでもぜひ体験してみてはいかがでしょうか。