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共同利用
令和元(2019)年度(前期/前期及び後期/後期)
高知大学海洋コア総合研究センター 共同利用・共同研究 公募要領

■関連書類一覧
注: 後期分から公募要領・様式の一部を改訂しました

公募要領(pdf
様式1(申請書・実施計画書) ( pdf / word ) (2019年8月改訂)
様式2(成果報告書)( pdf / word) (2019年8月改訂)
誓約書・承諾書(pdf / word) (2019年1月改訂)
共同利用・共同研究の手引き( pdf )(2019年8月改訂)
研究成果登録フォーム( excel) (2019年1月改訂)
主要設備一覧 ( pdf)(2019年8月改訂)


<公募締切後,緊急の利用希望が生じた際は, センター連絡担当者に相談の上,こちらの様式をご利用下さい.>
様式3(申請書・実施計画書)<随時受付> (pdf / word ) (2019年8月改訂)
 

■公募要領
1) 公募研究課題

本共同利用・共同研究は、全国の研究者にセンターの施設・設備を提供し、 地球掘削科学に資する研究の発展を目的とします。本公募は、次のいずれかに関連する研究を対象とします(センター教員・研究者と共同で行う研究(科学研究費補助金など競争的資金等による研究を含む)を含みます)。

a) 国際深海科学掘削計画(IODP)および国際陸上科学掘削計画(ICDP)に関わる
地球掘削科学に関する研究

b) IODP/ICDP以外の地球掘削科学に関する研究

c) 地球惑星科学に関する基礎研究

d) 海底エネルギー・鉱物資源に関する研究

e) 地球惑星科学・生命科学など分野横断型研究


2) IODP/ICDP特別支援枠

令和元年度後期より「IODP/ICDP特別支援枠」を設け、IODP(DSDP/ODPレガシーコア含む)及びICDP試料を用いた共同利用・共同研究課題に対して、希望がある場合は、旅費・滞在費・消耗品費の一部を支援します。IODP/ICDP特別支援を受けることを希望する方は、共同利用・共同研究課題申請書・実施計画書(以下「申請書」という。)の該当箇所にチェックマークを付記してください。その課題に対して課題選定委員会での評価に基づいて、IODP/ICDP特別支援の可否および支援額を決定します。なお、限られた予算内での支援のため、滞在費は実費程度(キャンパス内宿舎宿泊費など)に調整させていただきます。


3) 利用施設・設備

センター施設・設備のうち利用可能な設備は、本ページ冒頭に掲載の「主要設備一覧」を参照して下さい.
なお、平成28年度から先端研究基盤共用促進事業(文部科学省科学技術・学術政策局)に採択され、センターと国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」という。)との連携による「高知コアセンター分析装置群共用システム(以下「共用システム」という。)」を導入し、センターとJAMSTECが保有する機器の共用化を図っています。そのため、平成29年度の研究課題から、JAMSTECが保有する一部の機器が利用可能となりました。ただし、共用システムを介した機器利用については経費の負担が必要となります。詳細は、受入担当者(機器担当者)とご相談ください。
また、施設・設備の利用においては、「高知大学海洋コア総合研究センター共同利用・共同研究の手引き」及び高知大学海洋コア総合研究センター長の指示に従ってください。


4) 研究実施期間

[前期]2019年4月1日から2019年9月30日までの一定期間です。
[後期]2019年10月1日から2020年3月31日までの一定期間です。


5) 応募資格

a) 大学及び学術研究機関に属する研究者(大学院生を含む)
b) センター長が適当と認めた者 

注)大学院生は申請者及び分担者になることができます。 学部学生は分担者にしかなることができません。


6) 応募方法

申請に当たっては、センター連絡担当者と十分な打合せを行った上で、様式1により2019 年度共同利用・共同研究申請書・実施計画書(以下「申請書」という。)を作成・提出して下さい。
申請書の作成に当たっては、科学研究費補助金の応募書類作成に準じて焦点を絞り具体的かつ明確に記載するようにして下さい。大学院生の場合は指導教員の指導を受けて下さい。
申請書はE-mailにて下記アドレスに提出して下さい。E-mailの題名は「共同利用・共同研究申請」として下さい。

【提出先】
〒783-8502 高知県南国市物部乙200
高知大学海洋コア総合研究センター共同利用・共同研究拠点事務局
TEL:088-864-6712

なお、採択された場合には、所属長の承諾書を提出いただくこととなりますのでご留意願います。


7) 法令等の遵守の義務について

試料採取に際し、法令等の遵守が義務づけられている試料(生物試料を含む)に関しては、申請書の「法令等の遵守の義務」欄の「有」にチェックを記入し、「法令等を遵守する義務の別」欄の該当する事項にチェックを記入してください。

ワシントン条約において規制されている動植物、加工製品等(サンゴやシャコ貝、象牙など)
世界遺産や国の史跡・名勝・天然記念物等で採取した岩石・鉱物・生物などの地質・生物試料等
国立・国定公園、特別保護区等で採取した岩石・鉱物・生物などの地質・生物試料等。
生物多様性条約」及び「名古屋議定書」に定められた遺伝資源へのアクセスと利益配分(特に海外の遺伝資源を扱う場合)に基づいた対応、措置を行ってください。海外で取得した海底コア試料や土壌試料を用いた生物学的な課題(海底コアの場合、排他的経済水域内の掘削試料)は名古屋議定書の対象となりますので、ご注意ください。
植物防疫法(第7条)」に係る試料(土壌サンプル)等。

8) 申請書提出期限

申請書の締切は、下記のとおりとします(期限厳守)。 【様式1】
[前期のみ/前期及び後期]2019年2月28日(木) <募集終了>
[後期]2019年8月31日(土)
センター長が学術的に重要かつ緊急性があると認めるものに対しては、随時、申請書の提出を受け付けます。【様式3】
[随時]原則として利用希望開始日の1ヶ月前まで


9) 採否の決定等

高知大学海洋コア総合研究センター課題選定委員会における審議を経て、 センター長が採否を決定し、各応募者にE-mailで通知します。
[前期のみ/前期及び後期]2019年3月下旬予定
[後期]2019年9月下旬予定
[随時受付]申請書を受理してから約3週間後

採択者は、採択通知受領後、誓約書及び所属長の承諾書を速やかに提出して下さい。
採択者は、センター連絡担当者と連絡調整の上、センターの施設・設備の利用日時を確定して下さい。なお、諸事情により利用期間内にセンターの施設・設備を利用できないことが確定した場合には、その旨を文書(利用できない理由も含め)で事務局までお申し出下さい。
採択番号・課題名・申請者氏名・所属(職名)については、センターのウェブページに掲載させていただきます。掲載を望まない事項がある場合は、事務局までお申し出下さい。


10) 申請内容の変更

採択後、センター利用者の追加・変更を含め申請書の内容を一部変更しようとする場合には、利用前に速やかにセンター連絡担当者に相談の上、変更申請書を事務局まで提出して下さい(なお、内容によっては変更が認められない場合があります)。


11) 経費負担

採択課題に対しては、設備の利用および技術の提供に関わる経費は無料とします。
研究に必要な消耗品等の経費は、原則として利用者負担とします。「IODP/ICDP特別支援枠」については、2)項を参照してください。
センターが主催するシンポジウム等で、研究成果の発表をしていただくことがありますが、 その際には発表者に対して旅費の支援を行う予定です。


12) 知的財産権の取扱

原則として、利用者の所属する機関の発明等に関する規程により、利用者又は利用者の所属する機関に帰属することとなります。ただし、本学研究者等の知的貢献が認められる場合における当該発明等の取扱については、本学と別途協議する必要があるため、高知大学発明規則第2条第1号に規定する発明等が生じた又は生じる可能性がある場合には、速やかに事務局にお申し出下さい。また、利用者の所属する機関等が単独で出願等の手続きを行おうとする場合には、当該発明等に係る知的財産権出願等の前に、あらかじめ事務局にお申し出下さい。

注)高知大学発明規則第2条第1号に規定する「発明等」とは、次に掲げるものをいいます。
特許権の対象となるものについては発明
実用新案権の対象となるものについては考案
意匠権、商標権、回路配置利用権及びプログラム等の著作権の対象となるものについては創作
品種登録にかかわる権利の対象となるものについては育成
ノウハウを対象とするものについては案出


13) 成果報告

申請者は、様式2により共同利用・共同研究利用成果報告書を令和2年(2020年)5月31日までに作成・提出してください。提出された共同利用・共同研究成果報告書の内容は、センターの報告書(年報)に掲載されます。なお、センターが主催するシンポジウム等で研究成果の発表をしていただくことがあります。
「研究成果登録フォーム(excel)」にて事務局へ成果(論文,学会発表,卒論・修論・D論など)を報告してください。また、論文・報告等のPDFファイルもしくは別刷りまたは写しを提出して下さい。当該論文の著者・所属・共著者・論文タイトル・掲載誌名巻号・該当課題番号等は、本センターの拠点活動の成果として公表されます。
【謝辞記載のお願い】共同利用・共同研究により得られた成果を学術雑誌等に発表される場合には、本センターを利用したことと共同利用・共同研究の採択課題に基づく研究であること(採択番号)を謝辞に必ず付記して下さい。
 共同利用・共同研究拠点の中間評価および最終評価など文部科学省への報告書類において、謝辞に記載がある論文のみが、共同利用・共同研究拠点活動の成果論文として認められる仕組みとなっていますので、漏れなく記載して下さい。
 当該論文の著者・所属・共著者・論文タイトル・掲載誌名巻号・該当課題番号等は、センターのウェブページに掲載されます。

和文:
本研究は高知大学海洋コア総合研究センター共同利用・共同研究(採択番号)のもとで (海洋研究開発機構の協力により)※実施されました。

英文:
This study was performed under the cooperative research program of Center for Advanced Marine Core Research (CMCR), Kochi University <Accept No.> (with the support of JAMSTEC)※.

括弧書き※部分については、当ページ冒頭に掲載の「主要設備一覧」中で、#印のついている設備を使用した場合にのみ記載して下さい。

■注意事項
センター教員との共同研究等(科研等を含む)によるセンター利用についても、原則として共同利用・共同研究に申請していただいて採択されてから後に行っていただくようになっています。共同研究等での利用計画がある場合は、当該共同利用・共同研究に応募して下さい。

従前どおり、年2回の申請締切(前期分・後期分)ですが、緊急に利用が必要な場合のために、平成19年度より「随時受付」を新たに設けました。ただし、これはあくまで例外的なものであり、高知大学海洋コア総合研究センター長が当該申請に対し学術的に重要かつ緊急性があると認めるものだけを受付けます。以下に例を示します。
(1)当初測定予定であった機器が壊れて修理に時間がかかることが見込まれるため、緊急避難的に使用したい。
(2)予測不能で起こった出来事(地震発生等)に緊急に対応する必要が生じた。
(3)共同利用・共同研究公募受付時期以後に採択された競争的資金や公募型プロジェクト等 による研究を遂行するため、当該解析を早急に行う必要が生じた。
(4)その他やむを得ない事由(1から3の事由に類似したものに限る。)

従来より、大学院生・学部生が利用に参画する場合は、教育研究活動中に生じた事故により身体に傷害を被った場合に対応する保険(学生教育研究災害傷害保険又は同等以上の保険)に加入していただくこととしていましたが、平成19年度よりこれに加え、学研災付帯賠償責任保険等の他人の財物を損壊したことにより被る法律上の損害賠償を補償する保険に加入していただくこととしています。

高知大学と国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の包括連携の下、高知大学海洋コア総合研究センターとJAMSTEC高知コア研究所は、共同で施設を管理運営しており、「高知コアセンター」という共通名称用いています。
なお、共同利用・共同研究は、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の協力を得て実施されます。