伝える、聴く、会話するコミュニケーション実践から学ぶ「スキルアップセミナー」が、講師・原正紀氏（株式会社クオリティ・オブ・ライフ代表取締役、高知大学客員教授）をお迎えして、12月13日（日）の10：00～17：00に、共通教育棟3号館310教室で開催されました。
 
　参加したのは、これからインターンシップ（SBI、CBI）に参加する学生と一般応募の学生の計24名です。

　はじめに、就職活動でコミュニケーション力が必要な力として重視されていることを学んだ後、二人で会話をする小実験をしました。聞き方によって、話し手の話しやすさが大きく違うことを体感し、コミュニケーションには様々な要素が含まれていることを理論的に学んでいきました。

　次に仕事におけるコミュニケーションをゲームを通してリアルに学ぶビジネスマネジメントゲームを行いました。参加学生たちは、3～4人のグループで一つの会社を作り、他社の学生と交渉を行いながら、自社の強みとなる経営資源を活用しつつ他社と協力してビジネスを展開しようと試行錯誤しました。仕事上で求められるコミュニケーションとは何かを感じ、考える機会を持つことで、今の自分が持っている力や不足している力を知ったり、チーム内での意志決定や互いに分かり合うことの大切さ、他チームとの交渉の難しさを体感しました。

　午後は、様々なワークを通して、「伝える」「聴く」「会話する」等の各種コミュニケーション力について、その意義を考え、それらの能力を修得するための方法について学びました。

　参加した学生たちは、コミュニケーション力の重要性や様々な力が関係していることを改めて認識しました。また、習得のためには『経験』が大事であることを実感し、今後の大学生活やインターンシップで、コミュニケーション力を伸ばすための実践していこうと考えたようです。