【SBI】目標設定セミナー(2)(第11期高知、第6期首都圏)開催[2016.1.24]

2016年2月16日

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 SBインターンシップの事前セミナーである目標設定セミナー(2)が、講師に土居雅夫氏(株式会社エナジオ代表取締役)をお迎えし、1月24日に学生会館2階集会室1で開催されました。

 

 まず初めに、前回のセミナーからの4週間、スケジュールを立てて過ごした感想を一人ずつ発表していきました。スケジュールを立てる際に、これまでなんとなく過ごしていた大学生活だったが自分の役割を意識することでやるべきことが見えきて、時間を有効に使うことが出来たという意見などがありました。

 

 続いて、前回設定をした個人目標のブラッシュアップを行いました。講師からの質問に答えながら、「その目標を達成するために具体的にどのような行動が必要なのか」「その目標が達成されたと判断できるための具体的な基準をどう設定したら良いのか」など、目的に向かった最適な目標を設定していきました。

 

 このブラッシュアップと並行して、講師から、個人目標の達成にはチームメンバーの協力を仰ぐことが有効であり、それはまたチームメンバー自身にとっても有益なものとなることの説明があり、次いで、そのためにもチーム活動の充実が必要であること、チーム活動の基礎となる信頼し合える人間関係を作るために考えておかなければならないことについての講話がありました。

 

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 セミナーの後半では、各チームで自分達のチームについて、「何のためにチームで行うのか」「どのようなチームにしたいのか」を考え、それを基に「チーム理念」と「チーム目標」について議論しました。さらに、やりがいのあるチームについての共通認識と、受入企業にどのような姿勢で臨みたいのか、また、自分たちはこのインターンシップを通してどのような成長を期待するのかを話し合いました。


 2月に迫ったインターンシップ実習に向けてイメージを膨らませ、全員が真剣に取り組んでいました。

 

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≪学生Voice≫
・目標達成のためには、まずベクトルの向きを揃え、お互いに理解し、信頼することが重要であると感じた。信頼関係を築きあげるためには、本当に理解したという思いや人格まで理解することが必要である。いかに相手の立場に立って考えられるかが重要である。誠実さを示すために、当たり前ではあるが約束事はしっかりと守り、礼儀や思いやりの気持ちを大切にしたいと考えた。


・チームとしての目標をたてるにあたって、チーム活動に必要な人間関係づくりのために、役割分担を考えること、信頼関係を積み重ねること、Win-Winを考えることの重要性を知った。特にWin-Winの考え方は私にとって画期的で、これを最優先にして行動を選択することは今後の社会生活でも役に立つだろうと感じた。また、PDCAのサイクルについては以前耳にしたことがあったが、振り返りと内省の過程は一人では難しく、第三者の存在が大切になるということに気づいた。ここに、チームで活動することの意義を見出したい。

 

・今回の目標設定セミナーでは、相手を理解する努力なしでは自分を理解してもらえないという話が特に印象に残りました。その中に聞き方の段階というのがあり、普段私はどの段階で人の話を聞いているだろうかと考えた時、段階3である興味のある話だけを聞いていたり、段階2である自分の目線と解釈で理解していることが多々あることに気づきました。これでは話し手の本当に大事な話を聞くことができないし、相手からの信頼を得ることもできないと感じました。また、チーム内で共通の理念と目標を明確に決めたことで、改めてチームメンバーと想いを共有でき、チーム内で自分のやるべきことが見えるようになりました。
 今回の反省を生かして、これからは話し手に意識を集中し、感情移入しながら話を聞いていきたいと思います。これは、さまざまな人の話を聞いて吸収するという自分の個人目標に重要なことでもあります。必ず実践し、個人目標の達成につなげたいです。

 

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