高知大学医学部附属
医学情報センター
Center of Medical Information Science

ご挨拶

 



 2022年に医学情報センター長を拝命いたしました。



 本センターは1981年の附属病院開院当初からオーダリング情報をはじめとした様々な医療情報をコンピュータシステムで扱うこと、そして蓄積した医療情報を教育、研究に利用し医療に還元することを目的として活動をしております。



 本院の病院情報システムIMIS(Integrated Medical Information System)は現在9世代目が稼働しており、IMISの医療情報を解析に利用するデータウェアハウスHRIS及び医学部学生が研究用に利用するデータウェアハウスRYOMAを構築し教育研究に利用しております。



 「リアルワールドデータ」というキーワードで実診療のデータに基づいた医学研究、病院経営支援、教育支援などの医療情報の2次利用への期待が高まっている一方、病院情報システムへのサイバー攻撃が頻発し医療活動のインフラ維持の重要性も高まっております。これらの課題について着実に解決するよう活動を行ってまいります。







2022年12月

高知大学医学部附属医学情報センター
教授・センター長

畠山 豊