1.試験研究室の主な業務
(1) 購入薬品および院内製剤の品質試験
(2) PETセンターにおける品質試験
(3) 試験及び研究用の物品および機器等の維持、保管、運用
(4) 試験及び研究用薬品の受払、保管
(5) 薬剤部における研究結果の発表および論文の作成・投稿
(6) 研修生および実習生、大学院生の教育および指導
2.業務内容
1)品質試験
院内製剤
製剤室において作成される院内製剤について、他の医療スタッフや患者さんが安心して使用できるようにエンドトキシン試験等を行い品質の管理をおこなっています。
PETセンター
PETセンター内で合成される検査薬(FDG)の品質検査・無菌試験を行い、
安全に投与ができるようにしています。
2)研究業務
薬剤部では、薬物治療の有効性と安全性の確保を目的とする臨床薬理学を志向し、研究を行っています。また、天然資源に関して、成分検索、薬理活性試験さらに臨床試験へのアプローチを通じて創薬への展開を行っています。さらに、古来より使用されてきた漢方薬や生薬・ハーブについて薬効などの科学的検証を行っています。このような研究の成果を学会発表・論文投稿を行なったり、そのサポートをしています。また、大学院生や留学生の研究についても同様にサポートしています。
薬剤部は、病院の施設内とは別に大学院棟に研究室(薬物動態学教室)を有しており、様々な実験機器が設置しています。
試験・研究室、薬物動態学教室主要機器一覧