ニュース センター紹介 メンバー一覧 研究活動 共同利用 主要研究設備 セミナー・シンポジウム
コアスクール
■ 第3回コア解析スクール「実践コース」「アドバンスドコース」のご案内
  (ファーストサーキュラー)
日時 ※集合・解散日時
 ○実践コース: 2006年3月14日(火)−17日(金)
 ○アドバンスドコース: 2006年3月18日(土)−20日(月)

 ○実践コース: 3月14日(火)13時集合,3月17日(金)12時解散
 ○アドバンスドコース: 3月18日(土) 9時集合,3月20日(月)15時解散
会場 高知コアセンター高知大学海洋コア総合研究センター/海洋研究開発機構高知コア研究所
〒783-8502 高知県南国市物部乙200

コアセンターは高知龍馬空港に近接する高知大学物部キャンパス内にあります.アクセス方法などはマップをご覧ください.

主催・後援 [共催]:
21世紀の地球科学を考える会高知大学 海洋コア総合研究センター海洋研究開発機構 高知コア研究所海洋研究開発機構 地球深部探査センター海洋研究開発機構 地球内部変動研究センター産業技術総合研究所 地質情報研究部門

[後援]: 
日本地球掘削科学コンソーシアム

募集人数 ○実践コース: 24名
○アドバンスドコース: 6名程度

※実践コースは,定員に達し次第募集を締め切らせて頂きます.
※アドバンスドコースは,応募者多数の場合,申し込み用紙の内容に基づいて参加者の選考を行います.
※実践コースとアドバンスドコースの両コースへの連続参加も受け付けます.
※アドバンスドコースでは,(1)酸素・炭素同位体分析,(2)ストロンチウム同位体分析,の2つのコースに分かれてスクールを行います.各コースの定員は最大3名とします.
参加対象 ピストンコア(海洋,湖沼など)および深海掘削コア,陸上掘削コア等を主な研究材料としている(もしくは,これから研究しようとしている)大学院生,研究者

※ 大学院生以上の方を対象とします.学部生の参加希望者は,ご相談下さい.
※ また,博士課程院生以上の方には,実習グループのリーダー役をお願いする場合があります.
参加費 ○実践コース: 3,000円(予定)(資料代等)
○アドバンスドコース: 3,000円(予定)(資料代等)
※交通費,宿泊費,食費は各自ご負担ください.
宿泊情報 宿泊場所は,海洋コア総合研究センターがある物部キャンパス内の宿泊施設(厚生会館)を予定しています.1泊800〜1000円.以下の3つのうちのいずれかを,参加者の性別などを考慮して世話人側で割り振ります.

厚生会館/シングル3名
厚生会館/和室4名
厚生会館/学生宿泊室17名
参加申し込み〆切 2006年2月17日(金)
※ただし,実践コースについては,定員に達し次第,募集を締め切ります.
申込方法
申し込み先
申込用紙(エクセル:03_CoreS_Registration.xls)をダウンロードし,必要事項を記入の上,コアセンター研究支援員の和 詩賀子(nigisiga(at)cc.kochi-u.ac.jp)まで,メール添付で申し込んでください.
* 送付するエクセル書類のタイトルは,次のようにしてください(Registration を消し,末尾に申込者の名前をローマ字で加える).例,03_CoreS_ikehara.xls
* 参加するコース(実践・アドバンスド)を選択してください.
実践コースの
スクール内容
10−1.実習スタイル
・全体レクチャーとして,統合国際深海掘削計画(IODP)の概要や,掘削船上でのコアフロー,各計測などの概要を解説する.
・6人ずつ4グループを構成し,数mのコアを材料として岩相観察,スミアスライド観察,各装置の実習を実践していく.
・グループ単位でローテーションしながら,装置ごとにレクチャーと実習を行い,各計測機器の原理,操作法,データ解析法を習熟する.
・それぞれのグループごとに実習・計測結果をとりまとめ,最終日にプレゼンテーションを行う.
・世界の堆積物のスミアスライドを作成し,各自持ち帰る.

10−2.実習コア
・日本海秋田沖で採取したピストンコア(KY04-09 PC-12):日本海の明暗互層,生物擾乱,ラミナ,テフラ,タービダイトなど.
・東海沖ピストンコア:半遠洋性堆積物,テフラ,タービダイトなど
・その他,これまで世界中の海洋から採取し,コアセンターで保管している海洋コア(炭酸塩軟泥,赤色粘土,半遠洋性堆積物,珪質軟泥,IRD含有堆積物等).

10−3.実習項目
X線CTスキャナ解析,肉眼岩相記載,スミアスライド観察,マルチセンサーコアロガー計測,分光測色計測定,XRFコアロガーなど

10−4.利用機器
X線CTスキャナ,マルチセンサーコアロガー(帯磁率計,ガンマ線,デジタルイメージなど),XRFコアロガー,分光測色計,実体顕微鏡,偏光顕微鏡など

コアセンターの研究設備紹介ページへ
アドバンス
コースの
スクール内容
11−1.実習スタイル
・同位体測定に特化したレクチャーと実習を行い,実践コースでは習得しきれない,より高次のコア解析技術をマスターする.
・ 同位体測定における必須技術である,試料の前処理法,質量分析法,データ解析法の基礎を実習を通して学ぶことにより,さまざまなコア試料の同位体分析に応用できる知識・技能を修得することを目指す.

11−2.実習コア
・炭酸塩の酸素・炭素同位体分析(有孔虫クリーニング等の前処理を含む)とデータ解析<(1)コース>
・ 炭酸塩のストロンチウム同位体分析(湿式化学分離を含む)とデータ解析<(2)コース>

11−3.実習項目
・安定同位体質量分析計(MAT253/IsoPrime)<(1)コース>
・ 表面電離型質量分析計(TRITON)<(2)コース>

質量分析計室のページへ
講師・チューター

○講師・アドバイザー(実践コース)
青池寛(海洋研究開発機構地球深部探査センター)
飯島耕一(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
池原研(産業技術総合研究所地質情報研究部門)
池原実(高知大学海洋コア総合研究センター)
坂本竜彦(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
平野聡(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
廣野哲朗(海洋研究開発機構地球内部変動研究センター)
村山雅史(高知大学海洋コア総合研究センター)

○講師・アドバイザー(アドバンスドコース)
海洋研究開発機構高知コア研究所 科学支援グループ
石川剛志(海洋研究開発機構高知コア研究所)
池原実(高知大学海洋コア総合研究センター)
谷水雅治(海洋研究開発機構高知コア研究所)

世話人
問い合わせ先
◎ 池原 実 (高知大学海洋コア総合研究センター)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-864-6719,  FAX: 088-864-6727
  ikehara(at)cc.kochi-u.ac.jp

◎ 菊田宏之(海洋研究開発機構高知コア研究所)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-878-2188, FAX: 088-878-2192
  kikuta(at)jamstec.go.jp

◎ 青池 寛 (海洋研究開発機構地球深部探査センター/高知コアセンター)
  〒783-8502 高知県南国市物部乙200
  TEL: 088-864-6731, FAX: 088-864-6737
  bluepond(at)jamstec.go.jp