研究概要

 環境サブプロジェクトでは,変動する環境における生物群集や個体群の存在様式を明らかにし,生物多様性の保全に寄与することを目的とします。プロジェクトは大きく2つに分かれており,その一つは過去の環境変動と生物多様性や植生の変遷を解明すること,もう一つは高知県の中山間地における地すべりなどの地表変動及び人や野生動物による攪乱作用と,そこに成立する生物群集と生物多様性の動態との関連性を解明することです。2010年度は,四国山地におけるシカ個体群の増加による生態系へのインパクトが激しくなり,植生が急激に衰退していることから,四国山地の特に剣山系三嶺山域の植生変化を調査し,生物多様性の保全策を見出すことを共通テーマとして取り組みました。

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ニホンジカの食害により植物が消失し禿げてしまった山の様子

 

「環境」サブプロジェクト報告書

 

2015年「環境」サブプロジェクト報告書(2MB)

2014年「環境」サブプロジェクト報告書(1MB)

2013年「環境」サブプロジェクト報告書(921KB)

2012年「環境」サブプロジェクト報告書(1MB)

2011年「環境」サブプロジェクト報告書(1MB)

2010年「環境」サブプロジェクト報告書(759KB)

AED設置場所