研究概要
本サブプロジェクトの目的は、物理学と化学が協力して高知大学から興味ある新物質を発掘することです。そのために、物理的科学的手法による新物質の合成に加えて、多重極限(極低温,強磁場,高圧)環境下での巨視的(電気抵抗率,磁化率,比熱,熱伝導度,熱起電力)・微視的測定(NMR/NQR)により物性を明らかにし,さらに理論的な立場からの検討を加えます。物性物理学,物性化学,計算化学,天然物化学,ハドロン物理学を専門とする研究者が協力します。
タングステン酸スカンジウムにおいて予想されるc軸方向のイオン伝導経路 |
「物性」サブプロジェクト報告書