◆理工学部生物科学科3年の饗場空璃さんらが、日本近海で日本初記録の魚類3種を発見しました
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理工学部生物科学科3年の饗場空璃さん(海洋生物学研究室所属)らが、日本近海で初めて確認された魚類3種に関する研究成果を査読付き専門誌でそれぞれ報告しました。これらの発見は、日本近海の魚類多様性の解明に大きく貢献し、海洋生態系の理解や保全にも重要な知見を提供するものです。本研究は、沖縄から高知にかけての広域で行われた調査に基づき、饗場さんらが採集・形態解析・文献比較を行い、標準和名の提唱までを含む包括的な成果となりました。今回の研究は、学部学生が主体的に取り組んだ事例であり、広く注目されています。
【発見された3種と特徴】
・タスキサクラダイ(Sacura parva)
沖縄島近海で採集されたハナダイ科の稀種。体側に黄色の斜帯を持ち、今回の研究で新たに標準和名「タスキサクラダイ」が提唱されました。共同研究者所属の沖縄美ら海水族館では世界初の生体が展示されています。
・トンキンソコホウボウ[Pterygotrigla (Otohime) tagala]
高知県土佐湾で採集されたホウボウ科魚類。胸びれ内側に黒斑と白点を持つ特徴的な模様があります。これまで東南アジアやフィリピンで知られていましたが、標本に基づき日本から初めて報告されました。


