◆自然科学系理工学部門の原忠教授らの研究グループが研究成果を取りまとめ、「鋼材によるため池堤体補強工法設計・施工マニュアル」を公開しました

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鋼材によるため池堤体補強工法の設計手順や施工方法を解説したマニュアルを公開

 農研機構は、高知大学自然科学系理工学部門の原忠教授、日本製鉄株式会社、株式会社エイト日本技術開発との共同研究の成果として、「鋼材によるため池堤体補強工法設計・施工マニュアル」を2025年11月14日にウェブサイトで公開しました。

 防災重点農業用ため池(注1)に係る防災工事等の推進に関する特別措置法の施行により、ため池改修工事が全国で計画的かつ集中的に進められています。本マニュアルでは、鋼矢板や鋼管をため池堤体内に打設することで、遮水性能や耐震性能を向上させる補強工法について、設計手順や施工方法を体系的に整理・一般化しています。

 これにより、効率的かつ確実に「鋼矢板二重式工法」の設計・施工が可能となり、ため池の安全性向上に貢献します。       

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 鋼矢板二重式工法の断面
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鋼矢板打設の様子

<マニュアルの利用方法>

・以下のURLより、本マニュアル(PDF)をご覧いただけます。

■鋼材によるため池堤体補強工法設計・施工マニュアル

https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/172380.html

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プレスリリース:農研機構農工研プレスリリース20251114(鋼材によるため池補強工法設計・施工マニュアル)[PDF:339KB]

(注1)防災重点農業用ため池

決壊した場合の浸水区域に家屋や公共施設等が存在し、人的被害等を与えるおそれのあるため池。令和7年3月末時点で52,380箇所が再選定されています(出典:農林水産省HP https://www.maff.go.jp/j/nousin/bousai/bousai_saigai/b_tameike/attach/pdf/koujitokusohou-35.pdf)。