高知大学から海外への留学
ガーナ大学:2024年3月〜2024年8月(人文社会科学部2年生)
ガーナ大学:2024年3月〜2024年8月(人文社会科学部2年生)
ガーナ大学
2024年3月〜2024年8月(人文社会科学部2年生)
留学報告
所属 | 人文社会科学部国際社会コース |
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留学開始時学年 | 2年 |
留学先国名 | ガーナ |
留学先大学 | ガーナ大学 |
留学先所属 | 人文学部 |
留学期間 | 2024年3月〜2024年8月(1学期間) |
出発前の準備
ビザの有無 | 有 |
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ビザの種類 | 学生ビザ |
その他必要な事前手続き | 予防接種(黄熱病(必須)A型肝炎、B型肝炎、狂犬病、腸チフス、髄膜炎) |
必要経費 | |
渡航費 | 約28万円 |
海外旅行保険 | 約4万円 |
その他 | ー |
留学中の生活
履修した授業 | Linguistic DepartmentのLanguage of Ghana(LNGS204)及びDiscouse Analysis(LNGS314) |
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授業の様子・アドバイスなど | 分からないことは授業後に教授のところに行って聞けばわかるまで教えてくれます。英語ができないことを伝えること! |
課外活動 | 学外の日本語教室でボランティアでTA(授業のアシスタント)をしていたので授業についていけない人をサポートしたり、授業後の補習を他のガーナ人のTAの人としたり、ボランティアのない日はJLPTの問題集を参考にオリジナル問題を作ってWhatsAPPのグループに共有したりしていました。 |
生活費 | |
住居費 |
約4.5万円 |
食費(1ヶ月あたり) | 約9000円 |
教科書代 | ー |
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | 通信費500円程度 |
住居 | |
住居の種類 | 大学の寮 |
住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
住居全般に関するアドバイス | 個室だが、トイレ、シャワー、キッチンは共有。冷蔵庫は月800円ほどでレンタルできます。 |
留学先での交換留学生に対するサポート | 交換留学生向けにいろんなツアーがあったのがうれしかった。欲を言えば都市部だけでなく北部や市街地などもツアーしてほしかった。 |
健康管理面のアドバイス | 食事の前は手洗い必須。日焼け止めはガーナでは入手困難なので日本から持っていくことをお勧めします。 |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
学習に関することは主に以下の3つである。1つ目は授業の予習は可能な限り行うことである。2つ目は英語学習は人との会話だけに頼らず、自分一人でもできることを継続してやること。3つ目は授業の情報は受身ではなく、自分から気になることは聞いていくことである。
1つ目に関しては、教科書や授業資料の事前配布がないと予習はしにくいかもしれないが、予習をすることの1つ目の効果として専門用語の英語を事前に知っておくことができる。そのことで授業中の翻訳機に頼る回数が少なくなる。またシラバスなどで学ぶであろうことが示されているのであればその内容の日本語の論文などを読んでおくと授業の流れがつかみやすい。復習に関しては声に出して説明したりして躓いたところを授業資料や友達に聞く時には教授にもお願いすると確実に理解できるようになる。授業直後は友達も教授もいるため聞きやすい。
2つ目に関しては、日常会話で英語を使うため生活するための英語はすぐ身につくが、授業内でのディスカッションや暇な時間の時の友達との少し深い話し合い、意見交換などの時には日常会話以上の力が求められるため、ライティングで意見を述べてそれをひたすら音読したり、動画を使ってシャドーイングしたりすることが重要である。そうすることで意見交換がスムーズになったり人に相談事をしやすくなったりする。友達同士の意見交換や深い話はその人との関係をいいものにしてくれるため日常会話に頼らず自分でも勉強することが重要である。また異文化での生活で心身が疲れ部屋にひきこもる期間があったとしてもある程度の英語力は保持できる。
3つ目に関しては休講の連絡や試験の情報などが時に行き渡らないことがある。その原因は授業によっては連絡手段が様々であるため混乱を起こしやすい。そのため連絡を待っているだけでは重要なテストや提出物の情報などが手に入らないときがある。それを防ぐためには授業後は必ずその授業のTAに次週の確認をとったり、TAと連絡先を交換しておきこまめに確認することが重要である。TAがいない場合は友達と確認し合うのが有効である。また授業を欠席すると提出物の情報などが回ってこない又は情報を得るのに時間がかかる時があるためなるべく授業には出席するようにする。上記の1つ目にもつながるが受身になると何も学べないためわからないことは素直にわからないと伝えることが重要である。
生活面
生活に関することではお金事情、食べ物、防虫、安全面の4つである。
お金事情に関しては日本よりキャッシュレス化が進んでいる。特にモバイルマネーはローカルマーケットでも使えるが登録するのに時間がかかる。クレジットはスーパーやショッピングモールだったら使える。モバイルマネーが登録できない場合はクレジットによるキャッシングまたはWestern Unionなどの送金アプリを利用することで現金が得られる。
キャッシングの場合はクレジットカードは2枚以上持っていくことをお勧めする。クレジットカードをなくした時再発行するのに時間がかかるため現金を得る手段は複数持っておくことをお勧めする。買い物をした時は必ずレシートを確認して金額が合うか確認する。たまにこちらが損するときがあるため確認はするに越したことはない。ローカルマーケットでは値段交渉が可能。
食べ物に関しては安すぎるものは避けるべき。特に油は古い油が使ってあったりするため避けるべき。自炊のためマーケットでスパイスを買ったときは一度袋から出して虫の混入がないか確認する。ほとんどの食べ物が辛いので苦手な場合は注文するときに言っておくべき。ペットボトルのお酒があり見た目がノンアルコールのジュースとそっくりなためマーケットなど乱雑に置かれているところから買うときはしっかり確認すべき。お酒は日本と違い度数が高いので注意する。Bolt(配車・フードデリバリー サービス) を使って付近のレストランからデリバリーもできるためいきなりローカルの料理を食べるのに抵抗がある人はお金はかかるがデリバリーも有効である。
防虫については夕方はドアを閉め、壁、窓、ベットの下、玄関付近にスプレーする。スプレーは寮の近くのローカルマーケットに売ってある。一応マラリアの予防薬もある。夜は裾が足首まであるスパッツ、上も長袖があると安心だが腕だけならマーケットで買えるクリームでも防げる。雨季や雨が降った日は特に虫が多いため外出時は注意する。
安全面については現地の日本人に聞くのが一番いい。ローカルマーケットは最初の方はアフリカ系の友だちと一緒に行って雰囲気が分かってきたら1人でも散策は可能である。たまにしつこい客引きがいたりするので油断は禁物。タクシーが日本よりもかなり安いので移動中の安全を確保したい場合はタクシーを勧める。BoltもしくはUberなどの配車アプリを使うと値段も事前にわかるので安全である。徒歩で移動する際はスマホはチャックがある鞄にしまい、歩きスマホはしない。