高知大学から海外への留学
インランドノルウェー応用科学大学:2024年8月〜12月(農林海洋科学部2年生)
インランドノルウェー応用科学大学:2024年8月〜12月(農林海洋科学部2年生)
インランドノルウェー応用科学大学
2024年8月〜12月(農林海洋科学部2年生)
留学報告
所属 | 農林海洋科学部農林資源環境科学科 |
---|---|
留学開始時学年 | 2年 |
留学先国名 | ノルウェー |
留学先大学 | インランドノルウェー応用科学大学 |
留学先所属 |
Faculty of Applied Ecology, Agricultural Sciences and Biotechnology |
留学期間 | 2024年8月〜12月(1学期間) |
出発前の準備
ビザの有無 | 有 |
---|---|
ビザの種類 | 留学許可 |
その他必要な事前手続き | ― |
必要経費 | |
渡航費 | 約28万円 |
海外旅行保険 | 約4万円 |
その他 | 渡航前に留学費用を送金する必要あり(1学期間約100万円) |
留学中の生活
履修した授業 | Boreal forest management, Wildlife management, Applied Forest Ecology, Large predator ecology and management |
---|---|
授業の様子・アドバイスなど | 先生がおっしゃったなかで重要であると思った点はメモしておいたほうが良いです。また、わたしは授業でメモを取り頑張っていてこれによって授業に集中できたし、復習しやすかったです。 |
課外活動 | 週に1,2回バレーボールをしていました。 |
生活費 | |
住居費 |
約6.7万円 |
食費(1ヶ月あたり) | 約2.8万円 |
教科書代 | ー |
通信費・交際費など(1ヶ月あたり) | インターネット代:約8000円 |
住居 | |
住居の種類 | 大学の寮 |
住居決定の方法 | 留学先大学による紹介 |
住居全般に関するアドバイス | キッチンを8人、バス・トイレを2人で共有。キッチンを共有する際は大変だった。また、同居人が人を呼ぶ人だったため騒がしかった。 |
留学先での交換留学生に対するサポート | 最初に交流期間を設けてくれていたところや、フィールドワークがあり、他の子と関わる機会が多かった。 また、先生方も優しかった。 |
健康管理面のアドバイス | 日照時間が少なくなる時期があったため、ビタミンDを摂取していた。自炊が主な人は、自分で健康管理を行う必要があり、暴飲暴食だったり運動不足になったりしないように心がけていた。 |
学習面/生活面でのコメント・アドバイス
学習面
留学前に英語の勉強をしていたとしても、やはり慣れない環境で授業を理解するのは最初は難しかったです。先生がおっしゃっていたことが右耳から左耳へと抜けていき授業の内容さえ理解するのが難しかったです。このままではだめだと思い、以前IELTSを受けるために受講したReallyenglishというサイトでリスニングを鍛えていました。そのおかげか慣れかしだいに聞き取れるようになり、最終的には聞いて理解できるまでになりました。完全にすべて理解しているとまでは言えないかもしれませんが、おおかたの授業内容は把握するくらいにはなりました。このように私は授業理解の為にリスニング能力をもっと鍛えてから行くべきだったと反省しました。
また、わからないことがあったときは素直に周りに聞くことが良いと思います。グループワークなどで積極的に意見を求められることがあり、そのときに理解していないままだともちろん相手が聞きたかったことも言えないし、自分も困ります。私はこの状況を経験してしまったので、それからはわからなかったら聞いたり、顔をしかめたりすると大体の人は教えてくれます。顔をしかめて相手から教えてくれるのを待つのは受動的なので自分から積極的に聞くことをお勧めします。そうすることで相手もこの子やる気があるんだなと思ってくれます。こう思われるのは重要です。先ほども述べましたが、グループワークなどで頼られないのはとても悔しいです。こうならないためにも授業などの活動では積極性が重要であると考えます。日本語以外で話しかけるのはとても勇気が必要です。しかし、その勇気を少し振り絞ってみると案外みんな優しく、自分が何を伝えたいか、くみ取ろうとしてくれます。
試験では筆記試験と口頭試験がありました。苦労したのは口頭試験です。日常英会話がある程度できたとしても口頭試験はまた別です。わたしは生物系の授業を受けてもちろん専門用語の英語も勉強していましたが、生物のさまざまなシステムを英語で説明するのは大変難しかったです。案の定、スコアはあまりよくありませんでした。もっとより良い成績をとるために、授業後に一人でもう一度授業をしてみるといったアウトプットのような復習をすればよかったと思いました。
生活面
最初にバディーウィークという交流週間みたいなものがあり、5週連続くらいでパーティーが開かれていました。ここで積極的に参加して友達を作ろうと躍起になっていました。それは半分正解で半分は微妙でした。そこで知り合いになった人もいるし、楽しいときももちろんありましたが、慣れることはなく、行くたびに毎回緊張していてつらかったです。そのような場は出会うのには最適だと思いますが私にはあわなかったです。
日本が大好きな子と出会えたのがとても大きいと思います。授業の最初で名前、出身国、専攻等を紹介する時間がありました。その時にその子は覚えていてくれてあちらから最初は話しかけてくれました。その子は特に日本のアニメが大好きで主題歌等も知っており、私よりもアニメのことは詳しかったです。また、日本語もかなり上手で話していてとても楽しかったです。その子の交友関係は広くその子と同じフランス出身の子とも仲良くなれましたし、ゲーム仲間の子とも仲良くなれました。その友達はみんな優しくて誕生日にはサプライズで何か用意したり、パーティーを開いたりしていました。私は年下ということもあってかとても可愛がってもらいました。仲良くなるために相手の文化を知ろうとするのはとても大事だと思います。誰でも自分の文化や言語に興味を持ってもらうのはうれしいと思います。それは世界共通でした。私がなにか相手の出身国について尋ねるとうれしそうに答えてくれました。私が特別フランスに憧れを抱いていたということもあり、試験が終わった後にはフランスに連れて行ってくれておうちにまで泊めてくれました。
また、週に一回ほどバレーボールをしに行っていました。それは学生が主体的に開く部活みたいなもので私はスポーツが好きなのでそこに時々行っていました。そこでも出会いが多く、待ち時間などでおしゃべりしていました。これも最初は緊張していましたが最終的にはハイタッチしたり、名前を呼び合ったりなど楽しくて参加して良かったと思いました。